唐田えりかは、透明感あるルックスと演技力で多くの人々を魅了している若手女優です。
高校時代にスカウトされて芸能界入りし、その後、映画『寝ても覚めても』やCM出演で一躍注目を集めました。
しかし、彼女のキャリアは順風満帆とは言えず、様々な困難を乗り越えてきました。
この記事では、唐田えりかの経歴やプロフィール、学歴、そして女優としての成長と挑戦について詳しくご紹介します。
また、Netflixで配信中の『極悪女王』での復活劇や日韓2拠点生活の現在まで、彼女が歩んできた軌跡に迫ります。
この記事を読むことで、唐田えりかという人物の魅力を再発見し、今後の活躍にも期待を寄せることでしょう。
それでは、彼女の人生とキャリアを紐解いていきましょう。
目次
唐田えりかの基本プロフィール
唐田えりかは、1997年9月19日に千葉県君津市で生まれました。
透明感のある容姿と自然体の演技力で、若手女優として注目を集めています。
韓国での芸能活動も行い、日韓を行き来するユニークなキャリアを持つ唐田えりかは、女優業だけでなくモデルとしても活躍しています。
生い立ちと家族構成
唐田えりかは、千葉県の自然に囲まれた環境で育ちました。
幼少期から家族と共に穏やかな生活を送り、2人の姉とともに育ちました。
母子家庭で育った彼女は、母親が仕事で多忙だったため、家では主に姉たちと過ごすことが多かったと言います。
幼少期は、目立つタイプではなく、友人をサポートするような控えめな性格だったそうです。
父親とは幼い頃に離婚していますが、父親は非常に高身長で、その影響で彼女も167cmという身長を持っています。
幼少期にはバスケットボールなどスポーツに打ち込み、チームプレイを学びながら成長しました。
また、2人の姉の影響で幼い頃からファッションに興味を持ち、将来はファッションモデルになることを夢見ていたといいます。
家族構成
- 母親と2人の姉の4人家族
- 父親とは離婚
- 幼少期は母親が仕事で忙しく、姉たちと過ごすことが多かった
女優デビューまでの道のり
唐田えりかが芸能界に入るきっかけは、千葉県のマザー牧場でのアルバイト中にスカウトされたことです。
高校2年生の時、偶然牧場を訪れた芸能事務所「フラーム」のスタッフに見出され、芸能界入りを果たしました。
当時は、スタイリストやカメラマンになりたいと考えていた唐田でしたが、スカウトを受けたことで新たな道が開かれます。
高校時代のエピソード
高校時代、唐田えりかは「女子だけで楽しく過ごしたい」という思いから、千葉県立木更津東高校という女子校に進学しました。
学校生活では、特に目立つ存在ではなかったものの、友人たちと楽しく過ごし、ファッションや美容に興味を持ち続けていました。
そして、芸能界入りのきっかけとなったのは、マザー牧場でのアルバイト中にスカウトされたことでした。
スカウトの瞬間
「マスクを外して一緒に写真を撮らせてほしい」という一言が、彼女の人生を大きく変えるきっかけとなります。
家族で訪れていたフラームのマネージャーに声をかけられた彼女は、突然のスカウトに戸惑いながらも、芸能界への扉を開くこととなりました。
唐田は、高校卒業後、大学には進学せず、すぐに芸能活動に専念する道を選びました。
彼女が最初に注目されたのは、韓国アイドルグループ「少女時代」のPV出演でした。
この出演が彼女の芸能界デビュー作となり、以後、CMやテレビドラマなどで次々と活躍の場を広げていきます。
女優デビュー
高校3年生の時には、日本でソニー損保のCMに出演し、「透明感のある美少女」として一躍話題に。
その後、テレビドラマ『恋仲』に出演し、本格的に女優としてのキャリアをスタートさせました。
この頃から、彼女の存在感は急速に増し、業界内外から大きな注目を集めるようになります。
唐田えりかの学歴|木更津東高校から芸能界へ
唐田えりかは千葉県内の公立学校を経て、木更津東高校に進学しました。
高校時代に芸能界へと足を踏み入れるきっかけを掴んだ彼女ですが、芸能活動に専念するために大学には進学していません。
君津市立八重原中学校時代のエピソード
唐田えりかは千葉県君津市にある八重原中学校に通っていました。
この中学校時代、彼女は身長の高さを生かし、バスケットボール部に所属していました。中学時代はとても活発で友人も多く、学校生活を楽しんでいたといいます。
また、彼女の中学時代には既にファッションモデルへの憧れが芽生えており、密かに「モデルになりたい」と思っていたそうです。
モデルへの憧れ
当時の唐田えりかは、姉の影響でファッション雑誌を読み、モデルに強い憧れを抱いていました。
しかし、自分にそれが叶うとは考えておらず、「遠い世界の話」と思っていたようです。
また、この頃には原宿でスカウトされたこともありましたが、その時は芸能界入りを決意することはありませんでした。
「中学生の頃は、スカウトされたものの、まだ自信がなく、結局は踏み出せなかった」と、後にインタビューで語っています。
芸能界への道を意識し始めたのは、この中学時代が始まりだったと言えるでしょう。
高校時代にスカウトされたきっかけ
唐田えりかが進学した木更津東高校は、千葉県にある歴史ある女子校です。
彼女はこの学校で楽しい学生生活を送りながら、週末にはアルバイトをしていました。
そのアルバイト先が、彼女が芸能界へと繋がる運命的な場所、マザー牧場です。
アルバイト中の運命的な出会い
高校2年生の夏、マザー牧場でアルバイトをしていた唐田えりかは、偶然訪れた芸能事務所「フラーム」のマネージャーにスカウトされました。
その日、子どもたちが遊ぶ広場で受付業務をしていた唐田は、マネージャーに「一緒に写真を撮ってください」と頼まれ、その一枚が彼女の芸能界への扉を開くこととなりました。
「マスクをしていた私に、マスクを外して写真を撮ってほしいと言われ、気軽に応じたことがきっかけでスカウトされた」と、後に彼女は振り返ります。
その後、事務所から連絡を受け、芸能界入りすることになりました。唐田えりかにとって、この偶然の出会いが人生の大きな転機となります。
大学進学しなかった理由
唐田えりかは、高校卒業後に大学には進学せず、すぐに芸能活動に専念する道を選びました。
当時、彼女はまだ自分が芸能界でどう活躍していくのか、確信は持てていませんでしたが、アルバイトでスカウトされた経験をきっかけに、モデルや女優としての可能性を感じていました。
芸能活動に専念する決断
高校卒業後、唐田は「フラーム」という事務所に所属し、演技のレッスンやボイストレーニングを重ねていきました。
彼女にとって、芸能界で成功するためには、大学進学よりも現場での経験が重要だと考えたのでしょう。
大学進学を選ばず、芸能活動に専念したことで、彼女は次々とチャンスを掴み、ソニー損保のCM出演や、映画『寝ても覚めても』でのヒロイン抜擢など、若手女優としてのキャリアを築いていきます。
唐田は、「演技の楽しさを知り、大学進学よりも演技に集中したかった」と語っており、結果としてこの選択が、彼女のキャリアに大きな影響を与えることとなりました。
彼女の決断は、周囲からも応援され、家族や友人もその道を支持してくれたことで、安心して芸能界に専念することができました。
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唐田えりかの芸能界デビュー|韓国での活動も
唐田えりかの芸能界デビューは、まさに幸運とタイミングが重なったものでした。
高校時代にスカウトされてから、彼女はモデルや女優としての道を歩み始めましたが、そのスタートは韓国での活動から始まりました。
デビュー後も、彼女の透明感あるルックスと自然体の演技で注目を集め、日本だけでなく韓国でも人気を博しています。
ここでは、彼女の芸能界デビューと韓国での活動について詳しく見ていきます。
少女時代のMVでデビュー
唐田えりかの正式な芸能界デビューは、韓国の人気アイドルグループ「少女時代」のミュージックビデオへの出演でした。
2014年、彼女は「少女時代」の楽曲「DIVINE」のMVに出演し、その透き通った美しさで注目を集めました。
これは唐田にとって初めての大きな仕事であり、彼女の名前が広く知られるきっかけとなりました。
韓国デビューの経緯
当時、高校生だった唐田がいきなり韓国での活動をスタートさせたのは、スカウトのタイミングと事務所のサポートが大きく関係していました。
彼女は日本の芸能事務所「フラーム」に所属していましたが、韓国とのコラボレーションで活動の幅を広げることができたのです。
韓国でのデビューが日本での知名度向上にも繋がり、以後、彼女はモデルや女優として本格的に活動を始めます。
ソニー損保CMで注目を集める
唐田えりかが日本国内で広く知られるようになったのは、2015年に放送されたソニー損保のCMへの出演がきっかけです。
彼女がこのCMで見せた爽やかで透明感のある姿は、視聴者の心を掴み、「あの美少女は誰?」と一躍注目の的となりました。
このCM出演を皮切りに、彼女はモデルとしても活躍を続け、雑誌や広告に多数登場しました。
透明感あふれる美少女として話題に
CMが放送されるや否や、唐田の存在感は瞬く間に広がり、「透明感がすごい」というフレーズが彼女の代名詞となりました。
この頃から、彼女はただの美少女ではなく、演技や表現にも深みを持たせる女優としてのポテンシャルを見せ始めます。
ソニー損保のCMが彼女にとっての大きな転機となり、CM出演をきっかけにドラマや映画への出演オファーも増加しました。
韓国での芸能活動と語学力
唐田えりかは、デビュー当初から韓国での活動にも積極的に取り組んでいました。
韓国の芸能事務所「BHエンターテインメント」と契約し、現地のCMや映画にも出演するなど、彼女の活動は日本と韓国をまたにかけたものでした。
特に注目されたのが、彼女の韓国語の習得です。
韓国語を独学で習得
韓国での仕事が増えるにつれ、唐田は独学で韓国語を勉強し始めました。
最初は日常会話もおぼつかなかった彼女ですが、努力を重ね、韓国語での会話が自然にできるレベルにまで成長しました。
これにより、彼女は韓国での映画やドラマでも流暢な韓国語を披露することができるようになり、現地でも高い評価を受けるようになります。
韓国での出演作と評価
韓国では、唐田えりかは「広末涼子に次ぐ清純派女優」として高い人気を誇っており、現地での出演作でもその存在感を発揮しています。
彼女の透明感のある美しさと、韓国語での自然な演技は多くのファンを魅了し、日本と韓国の双方で活躍する数少ない女優の一人として、今後も注目され続けることでしょう。
映画『寝ても覚めても』での成功と不倫騒動
唐田えりかの女優としてのキャリアにおいて、映画『寝ても覚めても』は大きなターニングポイントとなりました。
この映画でヒロインに抜擢された彼女は、一躍注目の若手女優となり、その演技力で高く評価されました。
しかし、彼女のキャリアは後に不倫報道によって一時停止することになります。
ここでは、『寝ても覚めても』での成功と、それに続く不倫騒動の影響について詳しく見ていきます。
映画でのヒロイン抜擢とヨコハマ映画祭新人賞受賞
2018年、唐田えりかは濱口竜介監督による映画『寝ても覚めても』でヒロイン役に抜擢されました。
この映画は、恋愛と運命をテーマにした複雑なストーリーで、唐田えりかは主人公の女性・朝子を見事に演じ切りました。
映画の中で彼女が見せた繊細な感情表現と、自然体でありながらも深みのある演技は、多くの映画ファンや批評家から高く評価されました。
ヨコハマ映画祭新人賞の受賞
『寝ても覚めても』での演技は、唐田えりかにとってキャリアの大きなブレイクとなり、彼女はこの作品で「第40回ヨコハマ映画祭新人賞」を受賞しました。
この受賞は、彼女が単なる「美少女女優」ではなく、実力派の女優として認められる重要な一歩となりました。
映画祭での評価はもちろん、彼女の将来性にも期待が高まり、以後、彼女は次々と映画やドラマへの出演オファーを受けることになります。
カンヌ国際映画祭でも注目
『寝ても覚めても』はカンヌ国際映画祭にも出品され、唐田えりかはカンヌのレッドカーペットを歩くという栄誉にも恵まれました。
世界中から集まった映画ファンや業界関係者に対して、彼女の存在感を強く印象づけたこの経験は、彼女自身にとっても大きな自信となりました。
不倫報道と活動自粛期間の影響
唐田えりかのキャリアは順調に進んでいるように見えましたが、2020年1月、彼女と俳優・東出昌大との不倫報道が週刊誌で大きく取り上げられました。
この報道は、当時の日本のメディアで大きな話題となり、唐田は世間から激しい批判を受けることになりました。
不倫報道の影響と活動自粛
この報道が出ると、唐田えりかは出演していたテレビドラマから降板し、さらにCMや雑誌のモデル活動もすべて停止されました。
また、彼女の公式インスタグラムも削除され、唐田自身もメディアから姿を消すことになります。
この期間は、彼女にとって非常に苦しい時間となり、彼女は一時的に活動を自粛し、表舞台から姿を消すことを余儀なくされました。
ファンと業界からの反応
この不倫騒動により、彼女のキャリアは大きな打撃を受けました。女優としての評価を築き上げていた矢先の出来事であったため、ファンや業界内でも賛否が分かれました。
多くのファンは彼女の過去の作品を高く評価しつつも、このスキャンダルによって彼女の将来に対して厳しい視線を向けるようになりました。
一方で、彼女の才能を認める映画監督や業界関係者からは、今後の復帰を期待する声も上がっていました。
活動自粛中の過ごし方
活動自粛中、唐田は一切のメディア出演を控え、外部との接触を極力避ける生活を送りました。
この期間、彼女は多くの時間を読書や自己反省に費やし、再び女優として復帰するための準備をしていたといいます。
彼女自身、過去の行動を深く反省し、今後のキャリアについて真剣に考える時間を過ごしたことでしょう。
活動自粛から復帰するまでの間、彼女は少しずつ自分自身を見つめ直し、新たなステージに立つ準備を整えていきました。
唐田えりかの完全復活|『極悪女王』と今後の展望
不倫騒動で一時活動を自粛していた唐田えりかは、徐々に女優としての活動を再開し、2024年に配信されたNetflixシリーズ『極悪女王』で完全復活を遂げました。
この作品で彼女は、役者としての新たな一面を見せ、多くの視聴者から高評価を得ました。
日韓での活動も順調に進んでおり、唐田えりかのキャリアは再び輝きを取り戻しています。
ここでは、『極悪女王』での覚醒と、今後の展望について詳しく見ていきます。
Netflixシリーズ『極悪女王』で俳優として覚醒
唐田えりかが俳優として大きな注目を集めたのは、2024年に配信されたNetflixシリーズ『極悪女王』です。
この作品は、1980年代の女子プロレス界を舞台に、ダンプ松本と長与千種という実在のレスラーたちの物語を描いています。
唐田は、ダンプ松本の親友から宿敵へと変わる長与千種を演じ、その演技が高く評価されました。
プロレスラー役での挑戦
『極悪女王』で唐田が演じた長与千種は、劇中でダンプ松本(演:ゆりやんレトリィバァ)と対立し、プロレスの試合で戦うシーンが多く登場します。
唐田は役作りのために、肉体改造を行い、プロレス技の訓練にも本格的に取り組みました。
演技だけでなく、アクションシーンでもプロのレスラー顔負けのパフォーマンスを見せたことで、視聴者からも絶賛されました。
俳優としての覚醒
『極悪女王』での唐田の演技は、これまでの彼女のイメージを一新するものとなりました。
これまでの清純派女優としての評価に加え、肉体的にも精神的にもタフな役どころを見事に演じ切り、彼女が俳優として新たなステージに立ったことを証明しました。
多くの視聴者や業界関係者から「俳優として覚醒した」との評価を受け、この作品は彼女にとっての大きなターニングポイントとなったのです。
日韓2拠点生活と今後のキャリア
『極悪女王』での成功を機に、唐田えりかは日本だけでなく韓国でも精力的に活動を展開しています。
彼女は、2024年から日本と韓国の2拠点で生活し、両国でのキャリアを同時に進めていくことを公表しました。
韓国での活動と影響力
唐田は以前から韓国でも人気を集めており、韓国の芸能事務所「BHエンターテインメント」との契約を結んでいます。
2023年には、韓国のドラマ『アスダル年代記 シーズン2』にも出演し、その流暢な韓国語と演技力で現地の視聴者からも高い評価を受けました。
韓国での活動が増える中で、唐田は日本と韓国を行き来する生活を送り、日韓両国でのキャリアを積極的に築いています。
今後のキャリア展望
唐田えりかは、日韓両国で活躍する希少な女優として、今後さらにその存在感を高めていくことでしょう。
『極悪女王』で見せた強靭な役作りは、彼女が今後も挑戦的な役に挑むことを予感させます。
今後、彼女はアクション系の作品だけでなく、感情を深く掘り下げるようなシリアスなドラマや映画にも出演する可能性が高いと見られています。
また、唐田自身も新しい分野や役に挑戦したいと語っており、彼女のこれからのキャリアには、さらに多くの期待が寄せられています。
俳優としての確かな成長を遂げた唐田えりかが、次にどのような作品で視聴者を驚かせるのか、注目が集まっています。