色々ある!バレーボールのパスの種類を紹介

バレーボール初心者の人やバレーをやったことがない人にとっては、何がトスなのか?何がアンダーハンドパスなのか?よくわからないのではないでしょうか?

今回は、バレーに使われるパスの種類を解説していきます

 

良いスパイクを打つためには良いパスが必須です。全てのプレーが大事なところも、バレーボールの魅力ですよ!

 

 

 

 

バレーボールのパスの種類

 

バレーボールには、試合中に用いられるいくつかの基本的なパスの種類があります。主なものを紹介します

 

  1. アンダーハンドパス(フォアアームパス):バレーボールで最も基本的な受け技の一つです。両腕を伸ばしてボールを受け、両手の平を合わせてからボールを上げます。主にレシーブやディグ(防御)に使われます。セットアップ(スパイクを打つためのトス)をやりやすくするためには、正確なアンダーが必要です。

  2. オーバーハンドパス(オーバーヘッドパス・セッティング):指先を使ってボールをコントロールし、主に攻撃のセットアップ(トス)に使用されます。正確な位置にボールを送るためには、手の形とボールに対するタイミングが重要です。良いスパイクを打つためには良いトス、つまり良いオーバーハンドパスが必要です。

  3. ジャンプサーブ時のトス:サービスを行う際、ボールを空中に投げ上げる動作です。適切な高さと位置にトスすることが、強力で正確なサーブには欠かせません。サーブ時なので、他人へのパスではなく自分自身へのパスです。

  4. スパイク時のアプローチとトス:攻撃を行う際に、スパイカーが跳躍する前の走り込み(アプローチ)と、ボールを打つためにセッターが行うトスです。このトスの質がスパイクの効果を大きく左右します。バックアタックを打つときは後衛の選手にトスをあげます。

  5. フローターサーブとトップスピンサーブのトス:サーブの種類によってトスの方法も変わります。フローターサーブは回転を最小限に抑え、トップスピンサーブはボールに強い前回転をかけます。

  6. ブロック時のハンドテクニック:相手の攻撃をブロックする際の手の使い方。手を高く伸ばし、相手コートにボールを返すための技術です。

 

 

これらの技術は練習と経験を積むことで習得できます。各プレイヤーのポジションや試合状況に応じて、これらのパスの種類を使い分けることが重要です。

 

 

 

バレーのパスの上達方法

 

バレーボールのパス技術は、試合の流れを左右する重要な要素です。

上達するには正しいフォームの理解と、繰り返しの練習が欠かせません。

続いて、バレーボールのパス技術を向上させるための方法をいくつか紹介します。

 

 

1. 基本フォームの習得

  • アンダーハンドパス:膝を曲げて低い姿勢を保ち、両腕は伸ばして手を合わせます。ボールに対する腕の接触は、腕の内側と手首で行います。
  • オーバーハンドパス(オーバーヘッドパス・セッティング):指の先でボールを扱い、ボールに対して平行に両手を上げます。指の間隔はボールをしっかりとコントロールできるように調整します。

 

2. フットワークの強化

  • パスを行う前に適切な位置取りが必要です。常に足を動かし、ボールの落下点に迅速に移動する練習をしましょう。
  • ボールを打つ瞬間には、体重を前足に移動させることで、より強いパスを行うことができます。

 

3. タイミングとリズムの理解

  • パスはボールの落下タイミングに合わせて行います。ボールが落下する速度や高さを予測し、それに合わせて動きを開始する練習を重ねましょう。
  • 繰り返しの練習により、ボールの速度や落下点を感じ取る能力を養うことが重要です。

 

4. コミュニケーションの向上

  • パスはチームプレーの基本です。チームメイトとのコミュニケーションを常に意識し、どのプレイヤーがパスを受けるのかを明確にしましょう。
  • プレイ中の声掛けやサインの使用は、チームとしてのパスの正確性を向上させます。

 

5. 練習量の確保

  • パス技術の向上には、繰り返しの練習が必要不可欠です。個人練習、ペア練習、チーム練習をバランスよく組み合わせ、多角的に技術を磨きましょう。
  • 実際の試合に近い条件での練習を心がけることで、プレッシャー下でのパフォーマンス向上にもつながります。

 

6. ビデオ分析

  • 自身や他人のプレイをビデオで録画し、分析することで、改善点を具体的に把握できます。
  • プロの試合を観察することも有効です。プロの選手の動きやパスのタイミング、位置取りなどから学ぶことができます。

 

 

バレーボールのパス技術向上は、正しいフォームの理解と反復練習、そしてチームプレイへの理解を深めることから始まります。

基本に忠実に、練習を重ねることが、上達への近道です。

 

チームプレイを向上させるために

バレーのパスが上手くなっても、それを受け取る選手との息があっていないと意味がありません。

バレーボールでチームプレイを向上させるためには、技術的なスキル向上はもちろん、チームのコミュニケーションと連携を強化することが重要です。

以下は、チームプレイを向上させるためのいくつかの方法です

 

1. コミュニケーションの強化

  • ゲーム中のコミュニケーション: プレイ中にお互いに声を掛け合い、ボールの位置、プレイの意図、防御や攻撃の指示を明確にします。
  • 外部コミュニケーション: ゲーム外でもチームメンバーとコミュニケーションを取り、互いの理解を深めることで、信頼関係を築きます。

 

2. 練習を通じたチームワークの構築

  • ジョイントトレーニング: 全員が参加するチーム練習を行い、それぞれのポジションの役割やチーム全体の戦術を理解します。
  • シチュエーションプレイ: 実際の試合を想定した練習を通じて、チームとしての反応や対応を磨きます。

 

3. ロールと責任の明確化

  • 各選手の役割と責任を明確にし、それぞれが自分の役割を理解し、チームとして機能することが重要です。

 

4. フィードバックと評価

  • 練習や試合後にフィードバックの時間を設け、良かった点と改善点をオープンに話し合います。建設的なフィードバックは、個人とチームの成長につながります。

 

5. ゴール設定

  • 短期的および長期的な目標をチームで設定し、それらの目標に向かって一致団結して取り組むことが、モチベーションを高め、チームプレイを向上させます。

 

6. 信頼関係の構築

  • チームビルディングの活動や共同での社会活動などを通じて、選手同士の信頼関係を深めることが重要です。

 

7. チームの戦術と戦略の共有

  • チームの戦術や戦略を全員で共有し、理解することで、ゲーム中に一貫した動きができるようになります。

 

チームプレイを向上させるには、技術的なトレーニングだけでなく、チームとしての結束力や連携を強化することが非常に重要です。

これらの要素をバランス良く組み合わせることで、チーム全体としてのパフォーマンスを向上させることができます。

 

 

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