布団をハサミで切ったら燃えるゴミに出せる?布団の切り方と捨て方について

カビが発生したり、すでに使い古してしまった不要な布団は、ハサミを使って手軽に小さく切り、可燃ごみ袋に詰め込んで、燃えるゴミとして処分できます。

 

しかし、通常の布団は外側のカバーも中の素材もしっかりと作られています。これを一般の女性が手で裁断できるか疑問ですね

 

それでも実際の所、力の弱い女性でもここでご紹介する布団の切り方を実践すれば、簡単に切断でき、その後燃えるゴミとして捨てることが可能です!

ここで布団を簡単に切る方法と手軽な布団の捨て方を紹介します 

布団をゴミとして処理するのは意外にも簡単なので、気軽に挑戦してみましょう。

 

 

①布団を切る前の下準備

 

 

布団を切る方法を実践する前に、下準備として用意するもの一覧を載せておきます

 

・切り進める布団

・掃除機

・裁ちバサミまたはキッチンバサミ

・大サイズのゴミ袋2枚

・マスク、エプロン(これはお好み)

・布団の下に敷くシート(これもお好み)

 

用意するものの注意点

 

ベビー布団以外では、ゴミ袋1枚に布団全体を収めることはできません。

大人サイズの布団の場合、大サイズのゴミ袋を2枚使用する必要があります。

 

また、布団を切っている最中には、布団内部の素材が宙に舞うことがあります。

布団に使用されている素材はアレルギーの原因となり、綿や羽毛は服にも付着する可能性があるため、気になる方はマスクやエプロンを用意しておくと良いでしょう。

 

作業が終了したら、床に掃除機をかけることを忘れずに。

綿や羽毛は飛び散りやすく、フローリングや畳の目に挟まりやすいので、布団を切る際には布団の下にシートを敷いておくと便利です。

 

 

布団を切る際には、裁ちバサミやキッチンバサミで十分です!

 

布団を切る際には、なるべく大きなハサミを使用してください。

裁ちバサミを持っている方はそれを活用することができますが、もちろん100円ショップで手に入るキッチンバサミでも問題ありません。

 

特に大きくて柔らかい布団を切る場合は、大きなハサミで、刃が長いものが最適です。

私は個人的にキッチンバサミを使用しましたが、100円ショップで入手できるものでも十分に切りやすかったですよ!

 

布団を切るのには向いていないハサミ

 

文房具コーナーに陳列されている小さなハサミは適していません。

なぜなら、これらの文房具用ハサミは主に紙を切ることを前提に作られており、小さくて力を入れづらく、刃先が短いため何度も切り続ける必要があるからです。

 

また、布団の内部の素材が綿でなくポリエステルの場合、普通の小さなハサミを使って切ろうとすると、力を込めづらく、指が疲れやすいでしょう。

ハサミを選ぶ際には刃先の長さも重要であり、できるだけ長いものが好ましいです。

 

 

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普通の小さなハサミでは、布団カバーや布団内部の素材を切りにくくなります。

このページで紹介する布団の切り方は、大変大雑把に切り進める方法ですので、布団を切る際には、できるだけ大きくて力を入れやすいハサミを選ぶことをお勧めします。

 

②布団を簡単に切っていこう!

 

 

用意が整ったら、実際に布団を切っていく段階です。

 

 

良いハサミを使用しても、分厚い敷布団や掛け布団の中の素材を一気に力任せに切るのは、力を入れるのが難しいかもしれません

特に力のあまりない女性の方にとっては骨が折れる作業になります。

 

そのため、最初に布団表面を覆っているカバーを切り、その後布団内部に詰まっている素材を取り出す方法が楽で簡単かつスマートなやり方ですね。

 

 

用意した裁ちバサミやキッチンバサミを使って、布団の側面をジョキジョキ切っていきましょう。これにより、布団の中身を取り出しやすくなります!

ちなみに、布団カバーだけを切る場合は、カッターを使用すると作業が早いかもしれません。

 

用意した裁ちバサミやキッチンバサミを使って、布団の側面をジョキジョキ切っていきましょう。これにより、布団の中身を取り出しやすくなります!

ちなみに、布団カバーだけを切る場合は、カッターを使用すると作業が早いかもしれません。

 

ちなみに、布団は意図的に簡単に切れないように頑丈に作られています。

 

布団を中の素材ごとジョキジョキできるのは、握力がある男性くらいのものですね

 

布団カバーを切り開き、中から素材を引っ張り出した後は、ゴミ袋に入れやすくするため、ハサミである程度小さく切りましょう。

その際には、素材が床に飛び散らないよう、注意してください。

 

布団の切り方を簡単にまとめると
  1. 布団の側面の部分を切る
  2. 切った部分から中身を取り出す
  3. 取り出した素材をハサミで小さく切っていく
  4. 小さくした布団をゴミ袋に入れていく

 

小さくするのが手間な方は、引っ張り出した素材を2つに分けて切り、それを丸めて燃えるゴミ袋に捨てても構いません。

最後に布団表面のカバーもゴミ袋に捨てて、作業終了です!

お疲れ様でした 

 

余裕があれば、布団の表面に使われているカバーもハサミで切って小さくし、それから捨ててください。

裁縫や手芸が趣味の方は残しておくと役立つかもしれません!

 

 

注意!羽毛布団を切る際には、以下の点に留意してください

 

羽毛布団の場合は、布団のカバーをハサミで切った後、中の羽毛を少量ずつ取り出してゴミ袋に捨てていってください。

 

羽毛は一度に取り出しにくいので、布団カバーを少しずつ切りながら、中の羽毛を取り出していってくださいね!

 

③終わったら掃除機で綺麗にする

 

 

綿や羽毛を取り出して小さく裂くと、その繊維が中を舞って床に飛び散る可能性があります。

 

もちろん、散らかった綿や羽毛は言わずもがな、掃除機でしっかり吸い取ってくださいね。

 

 

④燃えるゴミの日にゴミとして出す

 

 

 

あとは、ゴミ袋に詰めた布団カバーと布団内部の素材を、燃えるゴミとして処分して終了です!

 

このページで述べたように、布団を小さく切ってゴミ袋に詰めれば、それを燃えるゴミとして出すことにも問題ありません。

 

布団は切ることで燃えるゴミに出せるが切ってない布団は粗大ゴミとして出す

 

実は、そのままの状態の布団は、ほとんどの自治体では燃えるゴミとしては処理されません。

 

布団の中に使用されている素材である「綿・ポリエステル・羊毛・羽毛」は、基本的には燃えるゴミとして適していますが

多くの自治体では布団を粗大ゴミとして出すよう指定されています。

 

この指定の理由は単純で、「大きいから」です。

基本的に、30cm以上の大きなアイテムは燃えるゴミとして処理することが難しく、したがって粗大ゴミとしての指定がされています。

 

布団を切らずに処理したいときに選択できるのは、粗大ごみ・不良品回収・寄付・リサイクルショップ

 

もしも布団を切らずにそのまま処分する場合、以下の選択肢が考えられます。

 

粗大ゴミとして捨てるか、不良品回収業者に引き取ってもらう

粗大ゴミの処分方法は、まず市役所・区役所のゴミ受付センターに連絡し、粗大ゴミ処理シールを購入して指定の収集場所に設置することで、指定日に業者が回収してくれます。注意点として、風で布団が飛ばされないように紐で固く縛り、小さくまとめておく必要があります。地域によっては300円程度の処分料金がかかる場合もあります。

 

 

不良品回収業者に引き取ってもらう

不良品回収業者に連絡し、無料で引き取ってもらうことが可能です。この方法は費用が発生しないため、予算に制約がある方におすすめです。

 

寄付

使用可能な状態であれば、布団を寄付することも一つの手段です。全国には布団の寄付を募集している施設が多くあります。送料がかかる場合もあるので注意が必要です。

 

リサイクルショップ

布団の状態が良い場合は、近くのリサイクルショップに持ち込んで試してみるのも一つの方法です。

 

最終的には、予算や手間を考慮して最適な選択肢を選んでください