バレーボールの大きさは小学生と中学生、プロなどでサイズが違う!

バレーボールの大きさは、公式試合やプレーヤーのレベルによって異なります

一般的には国際バレーボール連盟(FIVB)によって定められた規格に従って、バレーボール球のサイズが決まっておりますが

小学生、中学生、一般(プロ)が使うバレーボールの大きさは違うので注意してください

 

この記事では、バレーボールの標準サイズについて詳しく説明し

異なるレベルや年齢層で使用されるボールのサイズの違いについても触れていきます

 

 

バレーボールの大きさ

 

 

国際バレーボール連盟(FIVB)の規格

FIVBによると、公式試合で使用されるバレーボールの標準サイズは、周囲が65-67cm、重さが260-280gと定められています。

また、ボールの内圧は0.30-0.325kg/cm²(キログラム毎平方センチメートル)であることが求められます。

このサイズのボールは、男女ともに成人の国際試合やオリンピックで使用されます。

 

 

年齢層やレベルに応じたボールのサイズ

  • ユースレベル(小学生): 若年層の選手を対象とした試合では、やや小さめのボールが使用されることがあります。これは、子供たちの手のサイズに合わせてプレーのしやすさを向上させるためです。たとえば、小学生であるU-12(12歳以下)のカテゴリでは、周囲が63-65cm、重さが200-220gのボールを使います

  • レクリエーション: レクリエーションや初心者向けのプレーでは、標準サイズと同じかやや大きめのボールを使用することがあります。これは、ボールを扱いやすくし、ゲームを楽しむことを目的としています。

 

 

小学生が使うバレーボールの大きさ

 

小学生が使用するバレーボールの大きさは、年齢や技術レベルによって異なることがありますが

一般的には、国際バレーボール連盟(FIVB)が定める標準的な大人用のバレーボールよりも小さいサイズを使用します

 

バレーボールのサイズは、4号球または5号球が一般的です。5号球は、大人用の標準的なバレーボールのサイズで、周囲が65-67センチメートル、重さが260-280グラムです。

一方、小学生向けにはやや小さめの4号球が推奨されることもあり、このサイズは周囲が62-64センチメートル、重さが230-250グラム程度で、小学生が握りやすく、操作しやすいように設計されています。

 

しかし、具体的な年齢や使用する団体によって推奨されるボールのサイズが異なる場合があるため、所属するチームや地域のリーグの規則を確認することが重要です。

また、トレーニング用に特別なサイズや重さのボールを使用することもあります。

これは、選手のスキル向上を目的としており、実際の試合やトレーニングに応じて適切なボールを選択することが推奨されます。

 

 

中学生が使うバレーボールの大きさ

 

中学生が使用するバレーボールのサイズは、通常、大人と同じ5号球を使用します。

このサイズは国際バレーボール連盟(FIVB)によって規定された標準の大きさで、周囲が65-67センチメートル、重さが260-280グラムです。

中学校のバレーボールプログラムや大会では、選手が高校や成人レベルの競技にスムーズに移行できるよう、この標準サイズのボールを使用することが一般的です。

 

この5号球のボールは、適切な重さと大きさを備えており、スパイクやサーブなどの技術を練習するのに適しています。

また、中学生の選手が使用するバレーボールは、しばしば若干の圧力調整が可能で、トレーニングや試合のニーズに合わせて少し柔らかくすることもあります。

 

中学生の選手にとって最も重要なのは、技術や戦術を磨くことであり、使用するボールのサイズを適切に選択することで、これらのスキルの発展を支援できます。

練習メニューに合わせて使うバレーボールのサイズを変えるのも良い練習方法だと思います

 

 

高校・大学以上(大人)が使うバレーボールの大きさ

 

高校生、大学生、および大人が使用するバレーボールのサイズは、国際バレーボール連盟(FIVB)によって定められた標準の5号球を使用します。

このサイズは、高校、大学、プロのレベル、およびアマチュア大人のリーグで一般的に使用されています。5号球のバレーボールの仕様は以下の通りです

  • 周囲:65-67センチメートル
  • 重さ:260-280グラム

 

5号球のバレーボールは、競技用として最も一般的なサイズであり、全年齢層での公式試合に使用されます。

このサイズは、選手が技術を磨き、試合中に最適なパフォーマンスを発揮するために設計されています。

 

 

 

ついでに、ソフトバレーボールやビーチバレーボールの大きさも簡単に紹介しておきます

 

ソフトバレーボールの大きさ

 

ソフトバレーボールは、通常のバレーボールとは異なり、より柔らかく、扱いやすい材質で作られているため、子供や初心者にも遊びやすい特性を持っています。

その大きさに関しては、一般的なバレーボールと比較しても、多少の違いはありますが、公式の国際ルールに基づく特定のサイズ規定は異なることが多いです。

 

ソフトバレーボールのサイズは、製造メーカーや使用する団体によって若干の違いがありますが、一般的には周囲が約60から65センチメートル程度のものが多いです。

これは国際バレーボール連盟(FIVB)が定める標準的なバレーボールのサイズ5(周囲65-67センチメートル、重さ260-280グラム)と近いですが、ソフトバレーボールはその名の通り、触感が柔らかく、重さも軽いため、より安全に楽しむことができます。

 

ソフトバレーボールは、特に子供たちの体育の授業やレクリエーション活動で人気があります。

また、公園などのアウトドアで気軽に楽しむことができるスポーツとしても広く受け入れられています。

その柔らかさと軽さは、怪我のリスクを減らし、初心者や子供たちでも簡単に扱うことができるため、バレーボールの基本技術を楽しく学ぶことが可能です。

 

ソフトバレーボールの正確なサイズや重さは、使用するソフトバレーボールのブランドやモデルによって異なるため、具体的な製品情報を参照するか、購入前に仕様を確認することが推奨されます。

 

ビーチバレーボールのボールの大きさ

 

ビーチバレーボールのボールは、室内バレーボールとは異なる特性を持っており、サイズ、重さ、素材においても特別な規格があります。

国際バレーボール連盟(FIVB)によると、ビーチバレーボールの公式なボールのサイズは周囲が66から68センチメートル、重さは260から280グラムです。

これは室内バレーボールのボールと比較してわずかに大きく、また、ビーチバレーボールのボールは空気圧が低く設定されているため、より柔らかく感じられます。

 

ビーチバレーボールは砂の上でプレイされるため、ボールは外部の条件、特に風の影響を受けやすいです。

そのため、ビーチバレーボールのボールは、よりコントロールしやすく、風の影響を受けにくいように設計されています。

素材も特別に選ばれ、水を吸収しにくく、砂や太陽の下でも耐久性が保たれるようになっています。

 

ビーチバレーボールのボールは、その特性から、ビーチでのプレイに最適化されており、プレイヤーが砂の中でも高いパフォーマンスを発揮できるように支援します。

また、これらのボールはビーチバレーボール特有の戦術や技術の習得にも適しています。

 

 

 

バレーボールのボールは空気圧も重要

 

 

ボールのサイズだけでなく、正しい空気圧に膨らませることも、とても大事な重要ポイントです(特にソフトバレーボールやビーチバレーボール)

FIVBによると、公式試合で使用されるバレーボールの空気圧は0.30~0.325 kg/cm²(キログラム毎平方センチメートル)または4.26~4.61 psi(ポンド毎平方インチ)である必要があります。

この正確な空気圧に保つことで、ボールは適切な反発性と制御性を提供し、選手が技術を正確に実行できるようになります。

 

 

バレーボールの国際試合で使われる「ミカサ」と「モルテン」の違い

 

バレーボールは色々なメーカーが発売していますが

国際試合で使われている種類のバレーボールは「ミカサ」と「モルテン」の2つです

 

バレーボールにおける「ミカサ」と「モルテン」は、世界的に有名なスポーツ用品ブランドであり、それぞれが製造するバレーボールは世界中の多くの競技会やチームで使用されています。

これら二つのブランドのバレーボールには、いくつかの違いがありますが、どちらも高品質であり、選手のパフォーマンス向上に貢献しています。

次に、ミカサとモルテンのバレーボールの主な違いについて紹介します。

 

デザインと技術

  • ミカサ: ミカサのバレーボールは、特に国際バレーボール連盟(FIVB)の公式試合球として採用されていることが多く、そのデザインと技術は世界基準を満たしています。ミカサのバレーボールは、独特の8枚パネル設計が特徴で、これによりボールの安定性とプレイヤーのボールコントロールを向上させています。また、表面の凹凸がグリップ力を高め、正確なプレイをサポートします。

  • モルテン: モルテンのバレーボールは、技術的な革新により、耐久性とプレイヤーの使いやすさを追求しています。モルテンは、異なるパネル構造を採用しており、そのバレーボールはしばしば18枚パネルのデザインを持ちます。このデザインは、ボールの飛行安定性と打球感を向上させることを目的としています。モルテンのバレーボールはまた、独自の素材を使用しており、摩耗に強く、長時間の使用に耐えることができます。

 

使用される場面

  • ミカサ: ミカサは、特に国際的な大会やオリンピックなどの高いレベルの競技会でよく使用されます。また、多くの国で国内リーグの公式球としても採用されています。

  • モルテン: モルテンは、学校の体育やアマチュアのリーグ、プロリーグを含む幅広いレベルで使用されています。一部の国際大会や国内リーグでは、モルテンのバレーボールが公式球として選ばれることもあります。

 

選手との相性

選手によっては、ミカサやモルテンのバレーボールの感触やプレイスタイルへの適合性に差を感じることがあります。

一部の選手はミカサのグリップ感や打球感を好み、他の選手はモルテンの耐久性や飛行特性を評価するかもしれません。

最終的には、個々の選手の好みや使用するリーグの規定によって、どちらのブランドのバレーボールを選ぶかが決まります。

 

 

まとめ

 

バレーボールの大きさは、小学生だけ少し小さい4号球、中学生以上~大人は大きめの5号球を使います

 

バレーボールの大きさは、使用する環境やプレーヤーのレベルによって多少の違いがありますが、国際的な試合ではFIVBの定める標準サイズが使用されます。

ユースレベルやレクリエーションでのプレーでは、参加者の技能や身体のサイズに合わせて異なるサイズのボールを選択することが可能です。

バレーボールは、サイズの違いを理解し、適切なボールを選ぶことで、より楽しく、効果的なプレーが可能になります。

 

バレーボール用語集はこちら

 

 
 
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