ランニング・マラソン用語集

ランニング・マラソン用語集

 

 

マラソンやランニングと聞くと、辛いイメージが湧いてしまう方も多いかと思いますが

ランニングが体だけでなく、精神状態の安定にもつながるということは証明されていますし

ストレス解消目的として毎日ランニングするのを日課にしているビジネスマンはたくさんいます

 

マラソンやランニング、ジョギングは用語を何も知らないくても行えるスポーツですが

やはり、用語を知っているのと知らないのとでは取り組む姿勢に差が生じます

 

モチベーションを高く保って健康的に毎日をすごしたい方は

ぜひ、ここで紹介しているランニング・マラソン用語集をご覧になって

走ることへの意欲を高めていってくださいね!

 

 

あ行

 

アイソトニック

体液に近い浸透圧を持つという意味で、ランニングなどのコンテキストでは、スポーツドリンクなどが該当し、体内への吸収が高い飲料を指します。対照的にハイポトニックも存在します。

 

アッパー

シューズの足の甲の上部を指します。

 

アライメント

関節などの形状を指し、この部分が崩れると痛みや他の部位への負担がかかり、故障の原因となる可能性があります。

怪我をしないように、ランニングするときの姿勢には注意しましょう。

 

アンダープロネイション

踵内側で着地し、踵外側に傾きながら蹴る走法を指し、着地時に余計な負荷がかかるため、シューズやソールの改善が行われることがあります。

 

イーブンタイム

ラップタイムが変動せず、一定のスピードで走ることを指します。

マラソンやランニングの基本です。

 

インソール

シューズ内部に敷くことでクッションとなるソールを指します。

 

インターバルトレーニング

速く走ることとスローダウンして走ることを交互に行うトレーニング方法で、何度繰り返しても速く走るときのタイムが変わらないことを目指します。

 

ウェーブスタート

レーススタート時に混雑や転倒などを避けるためにわざと遅れてスタートする戦術です。

 

ヴェイパーフライ

米ナイキ社が開発・販売しているランニング用シューズであり、厚底でソールにカーボンファイバーが含まれていて、スピードが出やすい特徴を持っています。

販売後、多くのランナーが主要な大会で好成績を収め、これまでのランニングシューズの概念を覆すプロダクトとなりました。

 

ウォーターローディング

こまめに水分補給を行い、脱水症状の状態を防ぐことを指します。

夏場や暑い環境で走るときだけでなく、どんな環境でも必ず水分補給をしましょう

 

ウルトラマラソン

42.195km以上を走る超長距離マラソンのことで、レースごとにコース形態や距離が異なります。

星の郷八ヶ丘野辺山高原100kmウルトラマラソン、四万十川ウルトラマラソン、飛騨高山ウルトラマラソン、サロマ湖100キロウルトラマラソン、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンなどが日本で有名な大会です。

 

オーバートレーニング症候群

慢性的な過剰なトレーニングにより肉体的・精神的な疲労が回復しない状態を指します。

トレーニング内容と時間を見直し、摂取する栄養も考えるなど、休むこともトレーニングだと認識しましょう。

 

 

か行

 

カーボローディング

レースに向けた食事による体調調整の方法で、おおよそ一週間前から前半は高たんぱく、後半は逆に高炭水化物を摂取してレースに備えます。

その効果については賛否があり、近年はあまり採用されなくなっています。

 

クーリングダウン

トレーニングやレースの後にストレッチなどを行い、体をほぐすことです。これにより疲労回復が早まります。

一般的な順番としては、軽いランニング、歩行、そしてストレッチが挙げられます。

運動後にクーリングダウンを行うのは近代スポーツの常識となっています。めんどうと感じても必ず行いましょう。

 

グリコーゲン

糖質の一種であり、ランニングの際に消費されるエネルギー源として脂肪とともに重要です。

適切なグリコーゲンの摂取は、良い走りにとって重要な要素となります。

 

クレアチン

主にパワーを生成するために摂取される有機酸の一種で、その効果には意見が分かれています。過剰な摂取は避けるべきであり、摂取には慎重さが求められます。

 

 

さ行

 

サブ

主に特定の時間以内にフルマラソンを走ることを指す略語であり、例としてはサブスリーアワーズ(3時間以内)、サブフォーアワーズ(4時間以内)、サブファイブアワーズ(5時間以内)などがあります。

 

サプリメント

栄養を補給して補うための商品で、錠剤のタイプが一般的です。

筋力増強だけでなく疲労回復のこともしっかり考えてサプリメントを選びましょう。

 

シューレース

靴ひもを指し、平紐、丸紐、ワイヤータイプなどがあります。

 

ジョグ

軽く走ることやジョギングを指します。

普通、一般人がストレス解消に走るのはジョグ(ジョギング)です。

 

心拍数

一定の時間において心臓が動いた回数であり、トレーニングにおいては一般的に1分間に130から150の間が適正な強度とされています。

 

ストライド走法

歩幅を大きく取った走法を指し、歩幅を小さく取ったピッチ走法とどちらが有効かについては議論が絶えません。

 

ストレッチ

体をほぐす行為であり、筋肉の緊張が血液の流れを妨げたり、パフォーマンスだけでなく疲労回復にも悪影響を及ぼすため、その解消を目指して行われます。

走る前と走り終わった後にはしっかりストレッチを行ってください。

 

スポーツタイツ

適度に引き締めること(コンプレッション)により、走りに安定性をもたらし、ランニングのパフォーマンス向上や疲労の軽減、ケガの予防に寄与するスポーツ用のタイツです。

 

ソール

靴底を指し、これまでは軽くて薄いものがトレンドでしたが、最近では厚底の靴が記録を連発しており、厚底シューズに注目が集まっています。

 

速筋

瞬発力を生み出す筋肉を指し、持久力を求められる競技には適していない特性を持っています。

マラソンには速筋よりも遅筋という持久力を生み出す筋肉があると有利です。

 

 

た行

 

体幹

体の中心となる胴体部分を指し、頭を除く手足以外の部分を含みます。

胴体部を鍛えることで、体に安定感が生まれます。厳密には前体幹筋と後体幹筋に分けられます。

 

大腿四頭筋

ももの前側に位置する筋肉であり、この部位が筋肉疲労しやすい人は着地時に負荷がかかりやすい傾向があり、前傾姿勢の方によく見られます。

 

脱水症状

文字通り体内から水分が抜ける状態を指します。放っておくと命の危険もあります。

ランニングにおいては、適切な水分補給が必要です。

 

遅筋

速筋とは異なり、主に持久力を発揮する筋肉を指し、重さや硬さが少なく、しなやかな筋肉を有しています。

マラソンやランニングに有利に働く筋肉です

 

超回復

筋トレの後に1〜2日の休息をとることで、筋トレ前よりも筋肉が発達するとされる理論です。

 

TT(Time Trial)

タイムトライアルの略で、実践をイメージしたトレーニングを指します。本気に近い状態で走り、進捗や課題を把握することが目的であり、レースや大会名称としても使用されることがあります。

 

低体温症

体温が35度以下の状態を指します。

この状態では意識が低下し、身体の機能にも変調が生じる可能性があります。そのため、冬のマラソン時には特に注意が必要です。

 

ディロード

高負荷をかけたトレーニングの後(翌日など)で、本数を減らすなどして刺激を与えつつも軽めに調整を行うことを指します。

また、運動後のクールダウンのために行うストレッチなども含まれます。

 

トランスミッター

胸に巻いて心拍数を測るためのベルトのことであり、プロなどで使用されることもあります。

 

トレイルランニング

未舗装の山などを走るランニングを指します。このランニングでは、タフさとパワーが必要とされます。

怪我をしないように注意して走りましょう。

 

 

な行

 

乳酸

運動を行うと大量に生成される物質を指します。

これまで長らく疲労の原因と考えられてきましたが、近年では筋肉疲労には他の要因も関与しているとする説が強まっています。

また、グリコーゲンの減少も疲労の一因とされています。

 

肉離れ

筋肉が一部または完全に裂ける状態を指します。特にふくらはぎの肉離れがよく見られます。

 

熱中症

体内の熱が身体の許容範囲を超えた際に現れるさまざまな症状を指します。

めまいや筋肉痛、だるさなどが現れ、これらの症状が無視されると危険な状態になる可能性があります。

そのため、早急に水分を摂取したり冷却するなどの処置が必要です。

 

捻挫

関節をねじるなどして損傷することを指します。

放置すれば自然治癒する場合もありますが、痛みが増す場合は患部を冷やし、経過を見ながらもし症状が改善しない場合は医師の診察が必要です。

 

 

は行

 

ハイポトニック

体液よりも浸透圧が低い飲料のことで、ゆっくりと身体に浸透していく特性があります。

反対語はアイソトニックといいます。

 

PB(Personal Best)

自分の最高記録を指し、特定のコースや距離を基準にして、自己記録を管理することで、能力の向上を判断する便利な指標となります。

 

ヒールカウンター

靴のかかと部分に組み込まれた芯のことで、歩行時の安定性を向上させるために配置されています。

 

ビルドアップ

徐々に加速して最後に全力で走りきる走法やそのようなトレーニングを指します。

 

疲労骨折

反復されるランニングによって生じる微小な骨折であり、これを無視して競技を続けると治療が長引く可能性があります。

休むのが一番のトレーニングです。

 

フラット走法

走る際に足全体を使って着地する走法のことです。

 

ペース走

一定の速度で走り続ける走法やトレーニングのことです。

 

 

ま行

 

まめ

摩擦によって引き起こされる低温やけどを指します。

主に靴擦れが原因であり、頻繁に発生する場合は適切なシューズの選定が重要です。

まめは治癒後も癖になりやすいため、慎重なケアが必要です。

 

無酸素運動

酸素を多く取り込む時間が短く、継続時間が限られるトレーニングを指します。主に短距離走などがこれに該当します。

 

や行

 

有酸素運動

長距離走など、多くの酸素を取り込む時間が長く継続される競技またはそのようなトレーニングのことを指します。

ランニングやジョギングが手軽にできる有酸素運動として知られていますが

ダイエット用のエクササイズも有酸素運動です

 

42.195km

マラソンの距離を表す陸上競技用語で、オリンピックにおいては第8回パリオリンピックから採用されました。

これは、以前は約40kmで競われていたが、正確な距離を示すために調整されたものです。

 

ら行

 

ラップタイム

トラックや他の一定の場所での1周などの特定の距離に対するタイムを指します。

 

ランナーズハイ

走ることによって感じる幸福感や興奮状態のことを表します。

ランナーズハイの状態は非常に心地良い!

 

レペティショントレーニング

反復トレーニングの一形態であり、ダッシュと休憩を交互に繰り返すなどのパターンを含むトレーニング方法を指します。

 

わ行

 

終わりに

 

ランニング・マラソン用語集はいかがだったてしょうか?

 

ただ走るだけの競技かと思いきや、色々な用語が出てきてびっくりされた方もおられるかもしれません

 

でも、ランニングするにあたって用語を全部覚えておかなくても問題ありません!

大事なのは「走りたい」という気持ちです!

 

このページをご覧になられた後は

ぜひ、スポーツ服に着替えて外へ走りに行きましょう

体だけでなく、心もすっきりしますよ!

 

 

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