目次
- 1 オセロ・リバーシ用語集
- 2 あ行
- 3 か行
- 4 さ行
- 4.1 最善手
- 4.2 再現
- 4.3 サブマリン
- 4.4 C(C打ち)
- 4.5 次善手
- 4.6 時短(オセロ)
- 4.7 指定打ち
- 4.8 しぶしぶのX打ち
- 4.9 シャープローズ
- 4.10 邪魔石
- 4.11 終盤
- 4.12 種石
- 4.13 消去
- 4.14 定石
- 4.15 勝負のX打ち
- 4.16 序盤
- 4.17 白番
- 4.18 スイス方式
- 4.19 図解早わかりオセロ
- 4.20 ストナー
- 4.21 ストナー崩し
- 4.22 隅(角)
- 4.23 石差
- 4.24 石数
- 4.25 石損
- 4.26 ゼブラ
- 4.27 先着
- 4.28 全日本オセロ選手権大会
- 4.29 全滅
- 4.30 双方危険定石
- 4.31 双方c打ち
- 4.32 即打ち
- 4.33 ソフト打ち
- 4.34 祖父
- 5 た行
- 6 な行
- 7 は行
- 8 ま行
- 9 や行
- 10 ら行
- 11 わ行
- 12 数字・アルファベット
- 13 終わりに
オセロ・リバーシ用語集
オセロは子供が楽しむ知育ゲームとして人気がある、定番ゲームです
ルールは単純明快ですが、上級者に勝とうと思ったら頭を使わないとなかなか勝てません
将棋やチェスと同じく定石というものが存在するので
それら定石を知っているかどうかで勝率は大きく変わります
また、オセロと同じルールの遊びに「リバーシ」というゲームもあります
リバーシとオセロは同じルールですが、2つの違いは盤上のマスの多さで
リバースはオセロより大きな盤上で行います
(その分、勝つために考えることが多いです)
今回は、誰でも遊べるオセロ・リバーシの簡単な用語をまとめて用語集にしてみました
オセロやリバーシで勝てるようになりたい人はぜひ見ていってください
あ行
悪形
不利な形を指す特有の石の配置を「悪形」と総称します。
体的には、相手の石が端や角に置かれ、それによって周囲の自分の石が裏返されやすくなっている状況を指します。
悪形は、盤面上のブロック(ピュアブロック、セミブロック)、ウイング(ピュアウイング、セミウイング)、壁などの特定の石の配置に由来します。
これらの形状を作ってしまうと、自分にとって不利になりやすくなります。
一手一手が盤面の運命を左右する重要な要素であり、悪形に陥らないように戦略を練るのが楽しい。
悪手
正確には「あくしゅ」と発音します。これは相手に良い手を簡単に提供してしまうような、良くない着手のことを指します。
局面において、最善ではない、またはより良い手があったにも関わらず選択された手のことで、初心者が序盤に考えずに打つ手は、一般的には悪手とされます。
オセロの悪手は、瞬時の判断や読みの誤りが生じる瞬間であり、次の手を打つときの緊張感を味わう機会でもあります。
当て
相手の辺に石を打つことで辺を確保する手法を指します。
相手が辺を確保しないと、自分が辺を取る代わりに手得しやすいため、やや強制力があります。
ただし、意味もなく当てるのは緩い手であり、当ての一手で得をする戦術が求められます。
当ては、オセロの基本的な技術の一つであり、戦術的な位置取りや読みが必要です。
シンプルながらも非常に効果的な手法であり、ゲームの醍醐味を感じさせるものです。
時には予想外の形で局面が変化し、その瞬間の驚きや喜びが楽しいと感じます。
アルティメットエンド
終盤に大量の石を確保し、相手に連打されても自分の石を多く残して勝つ究極的な戦術を指します。
この状況は、ゲームの最終局面で勝利を確実にするために重要です。
アルティメットエンドはオセロの戦略性と読み合いの醍醐味を感じさせる瞬間であり、ゲームの緊張感と興奮を高める要素として楽しい。
勝者は「…危なかった」と喜び、敗者は「は?なんで足りへんねん(怒)」となります。
なお、これは某召喚魔法とは無関係です。
暗記オセロ
序盤の定石を丸暗記する戦術を指します。序盤において非常に早い手が打てますが、忘れるとその後のリカバリーが難しいものです。
最近ではソフトによる序盤の解析が進み、有段者レベルでは暗記が一般的になっています。
特定のオープニングや定石、あるいはアルティメットエンドなど、重要な局面や手順を暗記しておくことで、ゲームプレイに役立てることができますよ!
暗記オセロは戦略性と読み合いの奥深さを楽しむ一つの手段であり、状況に応じて適切な手を打つためのツールです。
石井健一
現在は八段で、第7回と第11回の世界大会で優勝した実力者です。
石橋流
序盤から一石返しを繰り返す進行を特徴とする戦術。
日本のプレイヤーである石橋伸洋に由来し、積極的な攻めと戦略性を特徴とするプレイスタイルです。
石橋流では、局面によってはリスクを冒すこともありますが、相手の反応を制御しながら着実に優位を築くことを目指します
勇気と戦略性を要求するプレイスタイルであり、臨機応変に対応する能力が重要。
馬定石
兎定石に基づいて展開される戦略で、序盤にf5、d6、c5、f4と進行し、黒が次にd3に着手する手法です。
白がf4以外を選択した場合、それは大きな過ちとなり、黒には強力な仕掛けが可能です。
適切に対応された場合、黒は少し不利な立場に立たされますが、深い研究により十分対抗できる戦術です。
絶妙なバランスの攻防を楽しめる定石で、戦略の駆け引きが魅力的です。
裏こうもり定石
飛び出し進行に基づき、こうもり定石と似た展開を見せる手法です。
名前のユニークさが、オセロの多様性を象徴していますね。
A(A打ち)
盤の辺に近い中央寄りのマスに打つ戦略で、特定の8マスを指します。
一般的に「迷ったらA打ち」と言われますが、場面によっては不適切な場合もあるため注意が必要です。
シンプルながら奥深い、戦術的な意味合いがあります。
X(X打ち)
角の一つ斜め内側にあたる4つのマスでの打ち方を指し、序盤に無闇に打つと不利になることが多いですが、局面によってはゲームを有利に進める重要な手となります。
タイミングが重要な、戦略的深みのある一手です。
FJT
虎定石から発展する特定の手法を指します。
オセロの戦術には、動物の名を冠した定石が多く、その一つ一つが深い戦略性を秘めていることが面白いですね。
オセロジャパン
オセロに関するあらゆる情報を提供するサイトで、大会情報、オセロ講座、ブログ、便利なソフトウェアなどが満載です。
日替わり終盤問題やオンラインオセロ教室など、プレイヤーのスキルアップに役立つコンテンツが充実しています。
運営は中島哲也八段が担っています。
オセロ愛好家にとって宝箱のようなサイトですね。
大阪支部定例会
大阪府堺市で月に一度開催される、オセロの練習会風イベントです。
公式な大会ではなく、段級位に関係なく誰でも参加できる開放的な雰囲気が特徴です。
初心者でも参加しやすいように石差ハンデが設けられている点も魅力的です。
オセロを楽しみながら上達できる絶好の機会を提供していますね。
か行
快速船定石
牛本定石から派生し、白が8手目にe7を打つことで船の形状を模した石の配置になる進行です。
この変化手は最善手から外れる可能性があるものの、極めて人気がある戦略の一つです。
快速船定石は、オセロの盤上で創造的な形を作り出す魅力的な戦術です。
開放度理論
石の周囲の空きマスの数を数値化して戦略を立てる理論で、周囲の開放度が小さいほど有利な手とされます。
この理論は戦術選択の大まかな指針を提供します。
開放度理論は、オセロの戦略を科学的に考える上で非常に役立つ考え方です。
返し過ぎ
実際のオセロ対戦で、挟んだ石を規定以上に返してしまう違反行為を指します。
特にネットでのプレイからリアルな対戦に移行した際に見られることがあります。
大会ではこの行為に対する明確な規則が適用されます。
返し過ぎは、オセロの厳格なルールを守ることの重要性を示しています。
返し忘れ
返すべき石を返さないミスを指し、特にゲームの終盤に起こりやすい現象です。
これもルール違反にあたり、大会では規則に従った処理が行われます。
返し忘れは、オセロの細かな注意力と集中力を要求する部分です。
カギ
辺と中辺の特定の配置を指し、一見悪形に見えるものの、実際には相手の反撃を防ぐ効果を持つことがあります。
この配置は戦術上重要な意味を持つことがあります。
カギは、オセロでの戦略的な駆け引きを深める要素の一つです。
確定石
一度取られると二度と返らない石を指し、これらを増やすことが勝利への鍵となります。
確定石は角や辺の石が典型的ですが、隠れた確定石も存在します。
確定石の概念は、オセロにおける戦略的深さを際立たせる要素です。
数える
終局に近づいた際にプレイヤーが次の手で獲得可能な石の数を精確に計算する技術です。
特に接戦の場合、この戦術は勝利への鍵となり得ます。
盤面の状況や自身の能力に応じて、様々な段階でのカウンティングが行われます。
細かい差が勝敗を分けるオセロにおいて、数える技術は精密な戦略を練る上で不可欠な要素です。
角(隅)
オセロ盤の四隅を指し、これらの位置を確保することは確定石を増やし、勝利に直結する戦略の一つです。
自分で先手を打って確保することは有利に働くが、相手に取られると逆効果になり得ます。
角の確保は、オセロにおける勝利のための重要な戦略であり、ゲームの流れを左右する力を持っています。
壁
片方の色の石が一列に並んで盤面の一部を囲む配置を指します。
この状態は、相手による攻撃を受けにくいが、自分もその部分には打てないため、戦略的なデメリットも伴います。
壁は防御的ながらも、ゲーム展開においては双方にとって重要な意味を持つ配置です。
関西選手権
近畿北陸地方で毎年開催される大規模なオセロ大会で、有段者と級位者の二つの部門で競われます。
特に有段者部門の優勝者には四段の称号が与えられることから、非常に権威ある大会となっています。
関西選手権は、オセロ愛好家にとっては名誉と技術の向上の場であり、参加者にとって大きな目標の一つです。
緩手
相手にゲームをひっくり返す機会を与えかねない、不注意または戦略的に不適切な手を指します。
適切な手を選択することで容易に勝利できた局面を自ら複雑化することがあります。
その緩さによっては、実質的に悪手とみなされることも。
緩手は、緊張感ある勝負を自ら難しくしてしまう、オセロの微妙な罠の一つです。
完全読み
ゲーム終局に至るまでの全ての可能な手順を精神的にシミュレートし、最も有利な結果を導き出すこと。
コンピュータソフトウェアでは30手前後の空きがある状態から、しかし人間プレイヤーにとっては10手程度の予測が限界。
完全読みは、オセロにおける究極の戦術的洞察力と計画性を要求する技術です。
鬼神
為則英司氏の愛称で、彼のオセロにおける卓越した技術と圧倒的な存在感から来ています。
「鬼神」という愛称は、為則氏のプレイスタイルが如何に相手にとって恐怖の対象であるかを物語っています。
棋譜
オセロの対局過程を記録したもので、具体的な手順をアルファベットと数字を用いて表記します。
この記録は分析や学習のために非常に重要。
棋譜はオセロの戦略や技術を学ぶ上で不可欠なリソースです。
疑問手
相手の意図と異なる、予期しない手を指し、しばしば悪手と見なされますが、その手が秀逸であれば「絶妙手」と評価されることも。
疑問手は、オセロの奥深さとプレイヤー間の心理戦を示す興味深い要素です。
逆偶数理論
黒が有利に立つために、終局に向けて白が打てない奇数の空きマスを残す戦術。
この理論により、終盤に白にパスを強いて黒が連続して手を打てるようにするもの。
逆偶数理論は、オセロの勝利に向けた巧妙な計画を立てる上で重要な戦略の一つです。
級位(者)
オセロにおけるプレイヤーの実力を示すランキングシステムの一部で、段位よりも下のランクを指します。
級位は通常、初心者から上級者までの技術向上の過程を示し、段位に昇格するためのステップとなります。
級位者というシステムは、オセロを始めたばかりの人々にも目標を提供し、上達の過程を具体的に示してくれる素晴らしい方法です。
求心定理
オセロにおいて、盤面の中央部分を制御することの重要性を説く理論。
中央を支配することで、ゲーム全体にわたって有利なポジションを維持しやすくなるとされています。
求心定理は、戦略的思考の基礎として非常に重要で、中央制御の力がいかにゲームに影響を与えるかを教えてくれます。
京都オープン
日本国内で開催されるオセロの大会の一つで、京都を舞台にしたオープントーナメントです。
多くのプレイヤーが集い、熾烈な競争を繰り広げます。
京都オープンは、歴史ある街・京都で行われることで、オセロの魅力を一層高め、プレイヤーにとって忘れがたい経験を提供しています。
局面
オセロゲームにおける特定の時点での盤面の状態を指します。局面はゲームの流れを読む上で重要な要素であり、次の手を決める際の重要な指標となります。
局面を理解し分析する能力は、オセロの熟練度を示すバロメーターであり、戦略的深さを楽しむために不可欠です。
切り返し
オセロにおいて、相手の有利な展開を断ち切り、逆に自分の有利な展開につなげる手法。
戦略的な局面の転換点となり得ます。
切り返しは、ゲームの流れを自分に引き寄せる鍵であり、見事な切り返しは試合の結果を左右することがよくあります。
金魚定石
オセロの戦術の一つで、特定の局面で使われる定石手法。相手を追い込むことで有利な状況を作り出すことを目指します。
金魚定石は、その名の通り、相手を金魚のように追い詰める戦術であり、戦略的な駆け引きを楽しむ一面を提供してくれます。
偶数理論
偶数理論は、オセロの終盤戦における重要な戦略の一つです。
この理論は、空きマスの数が偶数の状態を維持することで、最終的に有利な状況を作り出すというものです。
偶数の空きマスがあると、相手がパスを余儀なくされる可能性が高くなり、自分が有利にゲームを進められます。
偶数理論は、オセロの勝利に向けて計算された戦略性と先読み能力を要求する、洗練された理論です。
黒番
黒番はオセロのゲーム開始時に黒石を持つプレイヤーを指します。
オセロでは黒番が先手となり、ゲームを開始する権利を持ちます。
この先手権は、特にゲーム序盤における戦略立案において重要な役割を果たします。
黒番が先手としてゲームを始めることは、オセロの戦いにおける心理戦のスタートラインです。
好形
好形とは、オセロにおいて有利な石の配置や形を指します。
この形は攻撃的なポジション取りや、将来的に有利な展開を見込めるような石の配列を意味します。
好形を作ることは、ゲーム中に優位に立つための重要な要素です。
好形は、オセロの盤上における美しさと戦略が融合した、勝利への鍵となります。
好手
好手は、オセロでの一手指しの中で、特に有利となる手のことを指します。
これは戦術的に優れた動きであり、ゲームの流れを変えるか、あるいは自分の優位を確固たるものにすることができます。
好手は、オセロの局面を一瞬で変える力を持ち、プレイヤーの洞察力と創造力を試します。
神戸オープン
神戸オープンは、兵庫県神戸市で開催されるオセロの大会です。
この大会は、プロ・アマ問わず多くのプレイヤーが参加し、その技術と戦略を競います。
神戸オープンは、オセロ愛好家が一堂に会し、技術と情熱を共有する素晴らしい機会を提供します。
高段者
高段者とは、オセロにおいて高い段位を持つプレイヤーのことを指します。
これらのプレイヤーは、長年の経験と研究を積み重ね、優れた戦術理解と技術を持っています。
高段者は、オセロの世界における真の達人であり、そのプレイからは常に新たな学びがあります。
こうもり定石
こうもり定石は、オセロにおいて特定の初期配置から展開される戦略パターンの一つです。
この定石は、特徴的な形状がこうもりの翼に似ていることからその名が付けられました。
効果的に使用された場合、相手に対する圧倒的な優位を築くことが可能です。
こうもり定石は、その名の通り、相手を闇に包み込むような巧妙な戦術です。
さ行
最善手
最善手とは、与えられた局面において可能な限り最良の結果をもたらす手のことを指します。
この手は、プレイヤーが勝利に向けて最も有効な選択をすることを意味します。
最善手は、オセロの勝利への道を照らす、明確な光です。
再現
再現は、過去のオセロの対局や特定の局面をもう一度表現することです。
これにより、戦略や手順を分析し、学習することができます。
再現は、過去の名局を通じて現在の技術を磨く鍵となります。
サブマリン
サブマリンとは、オセロにおける特定の戦術の一つで、相手に対して予期せぬ下からの攻撃を行うことを指します。
この戦術は、予想外の形から相手の陣地に侵入し、有利な局面を作り出すことができます。
サブマリンは、ゲームの流れを一変させる、予測不可能な攻撃の象徴です。
C(C打ち)
C打ちは、オセロ盤上の特定の位置、特に中央に近い辺の部分に打つ手法を指します。
この戦略は、盤中央のコントロールを強化し、有利な展開を目指します。
C打ちは、盤の中心を巧みに操ることで勝利への道を切り開きます。
次善手
次善手とは、最善手に次ぐ、良い結果をもたらす可能性が高い手のことを指します。
この手は、最善手が見つからない場合や、戦略上の選択として採用されることがあります。
次善手は、常に最善を目指しながらも、柔軟な戦略の選択肢を提供します。
時短(オセロ)
オセロにおける「時短」とは、特定の局面や全体のゲームプレイを効率的に進めるための戦術や手法を指します。
このアプローチは、限られた考慮時間内で最適な手を早く見つけ出し、対局を有利に進めることを目的としています。
時短戦略は、迅速な意思決定と効率的なプレイを求めるオセロの心理戦において重要な要素です。
指定打ち
「指定打ち」とは、オセロの対局において、特定の手段やルールに基づき、打つべき手が事前に定められている状況を指します。
この方法は、トレーニングや特定の局面での戦術練習に利用されることがあります。
指定打ちを用いることで、特定の状況におけるプレイヤーの対応能力や戦略の理解を深めることができます。
しぶしぶのX打ち
「しぶしぶのX打ち」とは、オセロにおいて非常に不利な局面を避けるために、渋々と行うX位置(角から一つ離れた位置)への着手を指します。
この手は、しばしば防御的な意味合いを持ち、より良い選択肢がない場合に限られて行われます。
「しぶしぶのX打ち」は、プレイヤーが厳しい局面に立たされた時の苦渋の選択を象徴しています。
シャープローズ
「シャープローズ」とは、オセロにおける特定の局面展開や戦略の一つで、鋭い攻撃性と計算されたリスクを持つ進行を指します。
この用語は、その攻撃的な展開が美しく、効果的であることから名付けられました。
シャープローズは、オセロの盤上での洗練された戦術美と緻密な計画の見事な融合を表します。
邪魔石
「邪魔石」とは、オセロにおいてプレイヤー自身の戦略や展開にとって不利または障害となる石のことを指します。
これらは敵によって意図的に配置されることもあれば、自分の不注意によって生じることもあります。
邪魔石は、オセロの盤上での戦略的な駆け引きと頭脳戦の重要な要素です。
終盤
オセロにおける「終盤」とは、ゲームの末期、つまり空きマスが少なくなり、勝敗が決定しようとする局面を指します。
この段階では、戦略的な思考と精密な計算が求められ、ゲームの結末に直結します。
終盤は、オセロの緊張と興奮が最高潮に達する、ゲームのクライマックスです。
種石
種石はオセロにおいて、将来的に有利な局面を作り出すために散らばせた石のことです。
これらはゲームの進行中に戦略的なポイントとなり、後の展開でキーロールを果たすことがあります。
種石は、オセロにおける未来への投資のようなもので、戦略的な深みを加えます。
消去
消去は、オセロにおいて相手の有利な石や配置を意図的に取り除くことを指します。
この行動によって、相手の戦略を崩したり、自分に有利な状況を作り出すことができます。
消去は、相手の計画を破壊することで、ゲームの流れを自分に引き寄せる術です。
定石
定石とは、オセロで知られている効果的な初期の手順のことを指します。
これらは長年の経験と分析によって編み出されたもので、ゲーム序盤の戦略を形成します。
定石はオセロの基礎を形成し、強固な出発点を提供します。
勝負のX打ち
勝負のX打ちは、オセロのゲームにおいて、勝敗を左右する可能性の高い重要な手を指します。
通常、盤面の角の隣(X点)に打つこの手は、リスクが高いが、同時に大きな報酬を得るチャンスでもあります。
勝負のX打ちは、オセロの勝敗を分ける大胆かつ戦略的な一手です。
序盤
序盤は、オセロゲームの開始から初期の段階を指し、この時期に打たれる手はゲーム全体の流れを決定づける重要な基盤となります。
序盤は、オセロの将来的な展開を形成する、非常に重要なフェーズです。
白番
白番は、オセロにおいて白い石を操作するプレイヤーを指します。
黒番が先手であるため、白番は常に後手としてゲームを開始します。
白番は、先手の黒番に対する戦略的な応答を考えることを強いられる、挑戦的な立場です。
スイス方式
スイス方式は、オセロを含む多くの競技で使用されるトーナメント形式の一つで、参加者が同じ数の試合を行い、勝ち点で順位を決定します。
この方式では、全員が一定数のゲームを保証され、より公平な競技が可能になります。
スイス方式は、大規模なオセロ大会で公平性と効率性を確保するための優れた方法です。
図解早わかりオセロ
図解早わかりオセロは、オセロのルールや戦術、技術を図やイラストを交えて簡単に解説した教材や書籍のことです。
これらはオセロの初心者がゲームの基本から応用技術まで学ぶのに非常に役立ちます。
視覚的な学習ツールとして、図解早わかりオセロはオセロの楽しさと奥深さをより多くの人々に伝える素晴らしい方法です。
ストナー
ストナーは、オセロの戦術の一つで、特定の局面で相手を罠にはめるための手法です。
この戦術は、相手が特定の手を打つことを予測し、その反応を利用して有利な局面を作り出します。
ストナーは、オセロの戦略的な駆け引きを極めた、巧妙な罠の一つです。
ストナー崩し
ストナー崩しは、オセロにおいて相手が仕掛けてきたストナー戦術を無効化し、逆に有利な局面を作り出す反撃の手法です。
この技術は、相手の計画を見抜き、対策を講じる高度な洞察力を要します。
ストナー崩しは、オセロにおける知略と対応力の真骨頂を示す戦術です。
隅(角)
隅(角)とは、オセロ盤の四隅のマスを指します。隅の石は一度ひっくり返されると再び相手に取られることがないため、非常に重要な戦略ポイントとされています。
隅の石は、オセロにおける永続的な優位性の源泉です。
石差
石差は、オセロにおいて自分と相手の石の数の差を指します。
ゲーム終了時に石差が多い方が勝者となります。この数値はゲーム進行中の戦略を決定する上で重要な指標となります。
石差は、オセロの勝敗を左右する、シンプルだが重要な要素です。
石数
石数は、オセロの盤上にある自分の石の総数を指します。
ゲーム終了時には、石数が多いプレイヤーが勝者となります。
石数は、オセロの勝利への直接的な道しるべです。
石損
石損は、オセロにおいて特定の手を打つことによって自分の石を不利にする行為を指します。
石損を避け、有利な石の配置を保つことが勝利につながります。
石損は、オセロにおいて慎重に避けるべき戦略的な落とし穴です。
ゼブラ
ゼブラはオセロの局面解析ソフトウェアの一つで、プレイヤーが様々な局面で最適な手を見つけるのを助けるツールです。
高度なアルゴリズムを使用して、可能な手の中から最良の選択を提案します。
ゼブラは、オセロのスキルを向上させたいプレイヤーにとって、価値あるデジタルコーチのような存在です。
先着
先着とは、オセロの大会などで参加登録を行う際に先に申し込んだ順に参加権を得るシステムのことです。
人数制限がある場合に導入され、早めに申し込むことが重要になります。
先着制は、人気の高い大会では計画的な申し込みを促す、公平な方法です。
全日本オセロ選手権大会
全日本オセロ選手権大会は、日本オセロ連盟が主催する、日本国内で最も権威のあるオセロの大会です。
全国からトッププレイヤーが集まり、日本一を競います。
全日本オセロ選手権大会は、オセロプレイヤーにとっての夢の舞台であり、最高峰の戦いが繰り広げられます。
全滅
全滅とは、オセロにおいて相手の石を盤面から一つも残さずに取り除くことを指します。
非常に珍しい状況であり、圧倒的な力の差がある場合に発生することがあります。
全滅は、オセロにおいて圧倒的な勝利を象徴する珍しい現象です。
双方危険定石
双方危険定石は、オセロにおいて両プレイヤーにとってリスクが高い局面を作り出す定石のことを指します。
このような局面では、一手一手がゲームの行方を大きく左右するため、慎重なプレイが要求されます。
双方危険定石は、オセロの駆け引きを極限まで高める、スリル満点の展開です。
双方c打ち
双方c打ちとは、オセロにおいて両プレイヤーが中央の辺(Cライン)に石を打つ戦術を指します。
この戦術は、中盤から終盤にかけての盤面のコントロールを目指します。
双方c打ちは、中央の支配を巡る知的な駆け引きを楽しむことができる戦術です。
即打ち
即打ちとは、オセロにおいて長く考えることなく直感的に手を打つことを指します。
この戦術は、特に時間制限がある場合や、プレッシャーを相手にかけたい時に用いられます。
即打ちは、直感とスピードを武器に相手を圧倒する、ダイナミックな戦術です。
ソフト打ち
ソフト打ちとは、オセロにおいてコンピュータソフトウェアを利用して最適な手を求める行為を指します。
プレイヤーがゲーム中にソフトウェアのサポートを受けることで、より戦略的で計算された手を打つことができます。
ソフト打ちは、技術の進歩を活用してオセロの戦術を深める、現代的なアプローチです。
祖父
ソフト打ちの俗称で、ネット上で見られることがあります。この呼び名は「そふ」の読みから派生しています。
た行
大量取り
大量取りは、オセロにおいて一手で相手の石を多数ひっくり返す戦術です。
この手法は短期的には有利に見えますが、長期的には相手に戦略的な利点を与える可能性があります。
一見魅力的に見える大量取りも、戦略を練る上で慎重な判断が必要な技術です。
縦取り
縦取りとは、オセロの盤上で縦方向に相手の石をひっくり返す手法を指します。
この戦術は、盤面のコントロールを強化し、後の展開において有利な位置を確保するために用いられます。
縦取りは、盤面の優位を築く上で基本中の基本と言えるでしょう。
縦取り殺し
縦取り殺しは、相手の縦取りを意図的に誘い出し、それを利用して自分が有利になるような反撃の手法です。
この戦術は高度な予測能力と戦略的な思考を要します。
縦取り殺しは、相手の計画を逆手に取る洗練された戦略です。
タヌキ定石
タヌキ定石は、オセロにおいて特定の局面で採用される戦術パターンの一つで、柔軟な対応と意外性のある手を特徴とします。
この定石は、相手を惑わせることで有利な局面を作り出すことを目指します。
タヌキ定石は、予測不可能な展開を生み出す魅力的な戦術です。
種石
種石とは、将来的に戦略的な利点を生み出すために盤上に配置された石のことを指します。
これらは後の局面で重要な役割を果たすことが期待されます。
種石は、未来への投資としての戦略的深みをオセロに加えます。
為則
為則は、オセロの戦術や理論に関する知識や原則のことを指します。
また、特定の戦略や手法を指すこともあります。
為則は、オセロを深く理解し、上達するための基礎を築くものです。
中盤
中盤は、オセロのゲーム進行において、序盤と終盤の間の段階を指します。
このフェーズでは、戦略的な位置取りや有利な配置を目指す戦いが展開されます。
中盤は、勝敗を左右する重要な局面であり、戦略的な思考が試されるフェーズです。
中辺
中辺はオセロ盤上で、中心に近い辺の部分を指します。
このエリアの制御は、盤全体の戦略的な流れを左右する重要性を持ちます。
中辺で有利な位置を確保することが、ゲーム全体を通じて優位に立つための鍵となることが多いです。
中辺での優位は、静かなる力の象徴です。
つばめ定石
つばめ定石は、オセロの開始局面で採用される特定の手順の一つで、特定の形を作り出すことを目指します。
この定石は、特に柔軟性と攻撃性を兼ね備え、相手に予測困難な局面を強いることができます。
つばめ定石は、優雅さの中に狡猾さを秘めた戦術です。
手塚システムⅡ
手塚システムⅡは、オセロの局面分析や戦略立案に用いられるアルゴリズムやシステムの一つです。
このシステムは、より深い局面解析と精度の高い手の推薦を可能にします。
手塚システムⅡは、オセロの未来を形作る先進的な技術の体現です。
手止まり
手止まりは、オセロにおいてプレイヤーが有効な手を打てずに次の手番を相手に移さざるを得ない状況を指します。
この状態は、しばしば戦略的な不利を招きます。
手止まりは、戦略的な計画の重要性を再認識させる瞬間です。
闘牛定石
闘牛定石は、オセロでの攻撃的な局面構築を目指す一連の手順を指します。
この定石は、積極的に相手の陣地に挑み、圧力をかけることで有利を目指します。
闘牛定石は、ゲームに緊張感とダイナミズムをもたらす戦術です。
闘牛A(ヘビ)定石
闘牛A(ヘビ)定石は、闘牛定石のバリエーションの一つで、より狡猾で計算された手順を特徴とします。
この定石は、相手を惑わせ、不意を突くことで有利な局面を作り出します。
ヘビのように滑らかで予測不能な、闘牛A定石は戦術の芸術作品です。
闘牛B(タヌキ)定石
闘牛B(タヌキ)定石も闘牛定石の一形態で、機動力と変化に富んだ手順を追求します。
この定石は、柔軟性と意外性を武器に、相手を圧倒します。
闘牛B定石は、タヌキのように賢く、相手を出し抜く戦略です。
闘牛C定石
闘牛C定石は、オセロの局面で攻撃的な展開を目指す定石の一つです。
この定石は、積極的に中盤戦を制御し、相手に圧力をかけ続ける戦術を特徴とします。
闘牛C定石は、ゲームをリードする勢いと戦略的洞察力を求めるプレイヤーにとって魅力的な選択です。
虎A(猫)定石
虎A(猫)定石は、虎定石のバリエーションの一つで、繊細かつ機敏なプレイを特徴とします。
この定石は、相手の小さなミスを見逃さず、それを利用して優位に立つことを狙います。
猫のように敏捷で狡猾な、虎A定石は戦略的な深みが魅力です。
虎B(羊)定石
虎B(羊)定石は、オセロにおけるもう一つの虎定石の変形で、穏やかで堅実な戦術を追求します。
この定石は、長期的な視点を持ち、着実に優位を築いていくことを目指します。
羊のように静かで地道な努力の重要性を教えてくれる定石です。
虎C(つばめ)定石
虎C(つばめ)定石は、速さと機動力を重視した虎定石の一形態です。
この定石は、迅速な展開と相手に予期せぬ攻撃を仕掛けることで優位を目指します。
つばめのように素早く、ゲームの流れを掌握する能力が求められる定石です。
虎D定石
虎D定石は、虎定石シリーズの中でも特に攻撃的な展開を目指す戦術です。
この定石は、積極的な攻撃を通じて早期にゲームを優位に進めることを目標とします。
虎D定石は、勇敢さと攻撃的な姿勢が光る選択肢です。
虎E定石
虎E定石は、複数の虎定石の中で最もバランスの取れた戦術を目指す定石です。
この定石は、攻撃と防御のバランスを重視し、柔軟な戦略で相手に挑みます。
虎E定石は、オセロの盤上での調和とバランスを象徴する戦術です。
虎定石
虎定石は、オセロにおける基本的な定石の一つで、多様な展開と戦略が可能です。
この定石は、ゲームの序盤から中盤にかけての強固な基盤を築くことを目的としています。
虎定石は、オセロの多様性と戦略の深さを教えてくれる基本中の基本です。
酉
縦取りに基づく定石で、形勢は互角です。
な行
斜め取り
斜め取りはオセロにおいて、斜めのライン上で相手の石を挟み込んでひっくり返す手法を指します。
この戦術は、特に盤の中央部分や角に近い部分で有効に機能し、ゲームの流れを大きく変える可能性を秘めています。
斜め取りは、オセロの盤上で予想外の変化をもたらし、相手を驚かせる鋭い手です。
並び取り
並び取りは、オセロで直線上に並んだ相手の石を一度に複数ひっくり返す戦術です。
水平、垂直、または斜めのいずれかのライン上で行うことができ、効果的に利用することで盤面の支配を強化します。
並び取りは、戦略的な石の配置と盤面コントロールの重要性を教えてくれる基本的ながらも強力な手段です。
猫定石
猫定石は、オセロの戦術の一つで、特に狡猾で予測が難しい手順を展開することを特徴としています。
この定石は、相手を惑わせ、計画を立てる上での不確実性を高めることで有利な局面を作り出すことを目指します。
猫定石は、オセロの盤上で繰り広げられる心理戦と駆け引きを象徴する、魅力的で独創的な戦術です。
は行
バッファロー定石
バッファロー定石はオセロの戦術の一つで、特に強固な構造を作り出すことを目的としています。
この定石は、盤面の特定の部分を確実に支配下に置くことで、相手の動きを制限し、有利な展開を目指します。
バッファロー定石は、オセロの盤上で不動の力を持つ、堅牢な戦略です。
飛行機
飛行機は、オセロにおける特定の石の配置が、飛行機の形に似ていることから名付けられた戦術や状況を指します。
この配置は、特定の局面で有利なポジションを築くための基盤となり得ます。
飛行機は、オセロの戦略的な配置における創造性と戦略的な美を象徴しています。
羊定石
羊定石は、オセロの戦術の一つで、穏やかでありながらも戦略的な深みを持つ手順を指します。
この定石は、相手に対する圧力を徐々に高めていくことで、静かに有利な局面を作り出すことを目指します。
羊定石は、その外見の穏やかさの中に秘められた戦略的な鋭さを持ちます。
フラットローズ
フラットローズは、オセロの盤面上での石の配置が平坦であり、特定の方向性を持たない状態を指します。
この配置は、ゲームの進行において柔軟な戦略を取ることを可能にします。
フラットローズは、オセロにおけるバランスと機動性の追求を表しています。
ヘビ定石
ヘビ定石は、オセロで使われる戦術の一つで、滑らかで狡猾な展開を特徴とします。
この定石は、相手を巧みに誘導し、意図しない手を打たせることで有利な局面を作り出すことを目指します。
ヘビ定石は、オセロの盤上での狡猾さと計算された動きの巧みさを体現しています。
辺A・A打ち
辺A・A打ちとは、オセロ盤の辺の中央に近い位置(Aライン)に石を打つ戦術を指します。
この手法は、盤面のコントロールを強化し、中央からの展開を有利に進めるために用いられます。
辺A・A打ちは、オセロにおいて中央支配の重要性を強調する基本的ながらも重要な戦術です。
辺B・B打ち
辺B・B打ちとは、オセロ盤上での辺部分、特に角から2マス目(Bライン)に打つ戦術を指します。
この位置は戦略的に重要で、早期にこの場所に打つことは盤面のコントロールを左右することがあります。
辺B・B打ちは、オセロの局面において微妙なバランスと深い戦略を要求する、駆け引きの始まりです。
辺C・C打ち
辺C・C打ちは、オセロ盤上で辺の中央部、角から3マス目(Cライン)に打つ手法です。
この手は中盤戦での盤面コントロールや、将来の展開に影響を与える重要な戦略の一つとされています。
辺C・C打ちは、盤面の中心に向けて影響力を拡大する、戦略的な一手です。
暴走牛
暴走牛は、オセロの戦術の一つで、攻撃的かつ予測不可能な手順を追求するスタイルを指します。
この戦術は、相手を混乱させ、バランスを崩すことを目的としています。
暴走牛は、オセロの盤上で予測不能な展開を生み出す、攻撃的な魅力を持つ戦術です。
ボックス
ボックスは、オセロの盤上で四角形のパターンを作り出す配置を指します。
この形は、特定の局面で戦略的な利点を提供し、相手の動きを制限する効果があります。
ボックスは、盤面を巧みに操ることで相手を翻弄する、戦略的な要塞のような存在です。
ホワイトライン
ホワイトラインは、オセロにおいて白石が一直線に並ぶ形を作る戦術や状況を指します。
このラインは、特に盤面での優位性を確立するために利用され、攻撃的な展開や防御の基盤となります。
ホワイトラインは、オセロの盤上で白の影響力を強調し、戦略的な優位を築くための鍵となります。
ま行
や行
山
オセロにおける「山」とは、特定の形状の石の配置を指し、一般に石が中央に向かって段階的に高くなるような形を示します。
この配置は、特定の戦術的な展開において盤面を支配するために利用されることがあります。
「山」は自然界の雄大さを盤上に再現するようで、戦略的な高みを目指す象徴的な配置です。
ヨット
斜め取りから生じる定石で、やや白が有利です。
余裕手
オセロにおける「余裕手」とは、現在の盤面において直ちに打つ必要がなく、将来的な展開に向けて戦略的な選択肢を残す手のことを指します。
この手は、相手にプレッシャーをかけたり、より有利な局面を作り出すために用いられます。
余裕手は、オセロの深い洞察力と先読み能力を象徴する、戦術家のための手です。
ら行
ライン
オセロにおける「ライン」とは、盤上で石が一直線に並んでいる状態を指します。
この線上にある石をひっくり返すことができるか否かが、戦術的な展開に大きく影響します。
ラインはオセロの基本的な要素であり、そのコントロールが勝利への鍵を握っています。
ライン通し
「ライン通し」とは、オセロで一つの方向に石を連続してひっくり返すことができる状態を作り出す戦術を指します。
この技術を使うことで、大量の石を一度に自分の色に変えることが可能になります。
ライン通しは、盤面を一瞬で大きく変化させるパワフルな手法です。
ラインを切る
「ラインを切る」とは、オセロにおいて相手がライン通しを利用して多くの石をひっくり返すのを防ぐために、敢えてそのライン上に自分の石を配置する戦術を指します。
この行為により、相手の攻撃を事前に遮断できます。
ラインを切る戦略は、防御的ながらもゲームの流れを左右する重要な手段です。
連打
オセロにおける「連打」とは、複数のラインを同時にまたは連続してひっくり返すことを指し、これにより一手で大量の石を自分の色に変えることができます。
この技術は、ゲームの終盤に特に効果的で、勝敗を左右することがあります。
連打は、戦略的な瞬間を見極め、一気に形勢を逆転させるチャンスを提供します。
わ行
数字・アルファベット
100万ドル
「余裕手100万ドル」という表現が使われ、その手は非常に価値があるとされています。
ただし、具体的な手の内容は不明。
1/1
数年前にYahoo Japanオセロで使われていた時間設定の一つで、
「1分の待ち時間があり、一手打つたびに持ち時間が1秒ずつ増加」を指します。
プレイヤーはほとんど考える時間がなく、序盤の力が試されます。
他にも1/0や1/2などの時間設定がありましたが、Yahooオセロのサービスは終了しており、これらの時間設定で遊ぶことは難しいです。
1/0
同じくYahoo Japanオセロで使われていた時間設定で、「1分の待ち時間のみ」を意味します。
持ち時間の増加がないため、手を止めると時間切れになりやすく、より迅速な判断力と豊富な序盤力が求められます。
かつては、このルールがソフト打ち対策として提案されたこともありました。ソフト打ちは非常に短い時間設定に弱い傾向があります。
1分ルールはかつてのYahooオセロだけでなく、現在もPlay OKやオセロクエストでも設定できるルールです。
20分持ち
通常のオセロの大会で使われる持ち時間で、国内のほとんどの大会で採用されています。
世界大会では30分、トーナメントの決勝では40分の持ち時間が設定されている可能性があります(確認が必要)。
7級
オセロ連盟が公認する最低のランクで、7級はその最も低いランクに位置します。
ただし、級位者以下限定や小学生以下限定の大会では1勝でもすると、通常よりも高いランクが認定されることがあります。
しかし、全敗で7級が認定される大会も一部存在します。7級の保有者はほとんどいないと考えられ、持っていてもすぐに昇級することが一般的です。
6級
オセロ連盟が認定する二番目に低いランクの級位です。
7級同様、1勝するだけで5級に昇級することができ、そのため保持している人も比較的すぐに昇級すると考えられます。
5級
級位者以下限定の大会で、1~2勝すれば取得できます。
ただし、このランクを維持している人は少なく、通常は数回の大会参加で昇級することが一般的です。
約20人前後の保持者がいるようです。頑張って昇級しましょう!
4級
級位者以下限定の大会では約2~3勝で取得できます。
Yahooレートで言えば、紫に昇進したばかりの頃や、ハンゲームなら1800~2000(達人~名人)くらいの実力があれば取得可能です。
オセロクエストではレート1500~1600あれば狙えるかもしれません。
このランクでは基礎力がつき、オセロが楽しく感じられる頃で、練習を積むことで比較的迅速に昇級できることが多いようです。
30人ほどがこのランクを保持していると考えられます。頑張って昇級しましょう!
3級
級位者以下限定の大会では6~7回戦で約3~4勝すれば取得できます。
このランクになれば、初心者相手にはほぼ確実に勝てるでしょう。初参加の場合、このランクを目指すのが適しているかもしれません。
Yahooレート1500~1600、ハンゲームなら2000前後(名人維持)くらいの実力があれば取得可能です。
オセロクエストではレート1600~1700あれば狙えるでしょう。このランクに到達すると、級位者以下限定の大会でも強敵とみなされることがあるかもしれません。
2級
級位者以下限定の大会では6~7回戦で約4勝すれば取得できるでしょう。
Yahooレートでは1600~1700程度、ハンゲームなら2100~2300(名人~永世名人)くらいの実力があれば取得可能です。
オセロクエストではレート1700前後あれば狙えるでしょう。
このランクからは、級位者以下限定の大会でも強敵と見なされることが増えるかもしれません。
1級
級位者以下限定の大会では6~7回戦で約5勝すれば取得できます。
このランクが最高位であり、次の段位は初段です。
Yahooレートでは平均1700以上あれば取得可能で、ハンゲームなら2200~2400(名人~永世名人)くらいの実力があれば獲得できるでしょう。
オセロクエストではレート1750~1800前後が目安となるでしょう。2007年の全国無差別では1級のプレイヤーが優勝し、その後も世界大会で好成績を収めました。
初段
級位者・初心者以下限定の大会なら、優勝または6勝以上で一般的に初段の段位を獲得できます。
オープンならば6戦中4~5勝、7戦中5勝くらいが目安です。小学生以下限定のOJG(オセロジュニアグランプリ)では3位入賞でも初段認定されます。
なお、初段以上の段位を取得するためには、日本オセロ連盟に加入する必要があり、年間3,000円の会費が必要です。
さらに段位数×1000円の認定料がかかります(級位は一律500円)。
Yahooレートでは常にオレンジ(約1800)を保てれば、初段を目指すのに十分な実力とされています。
ハンゲームならば2300~2500(王様以上)の実力があれば取得可能と考えられます。オセロクエストでは、レートが1850~1900前後あれば狙えるでしょう。
全国の初段所持者は約120人ほどいます。
初段は運も絡む部分がありますが、個人的には級位者以下限定の大会よりも、オープンの大会が取りやすい場合もあるとの意見もあります。
二段
オープンの大会では優勝から5/6勝、5/7勝までが目安で、有段者限定の大会では5~6/7勝、4~5/6勝で取得できます。
OJGでは準優勝で二段に認定されます。
初段よりも難易度が上がり、二段からはそれなりの実力が求められます。
段位は履歴書にアピールポイントとなることもあります。Yahooレートでは平均が1850以上、ハンゲームなら2400以上(王様~神様)が目安です。
オセロクエストでは、レートが1900~2000くらいあれば狙えるでしょう。全国の二段所持者は約100人ほどいます。
三段
オープンの大会では優勝、有段者限定の大会では7戦中6勝または準優勝で三段に昇段できます。
地方の大会では好成績を収める必要があります。OJGでは優勝が三段認定の条件です。
取得難易度が一段上がり、大会での好成績が必要となります。
Yahooレートでは平均が1900以上、ハンゲームなら2500以上(常時神様)が目安です。
オセロクエストでは、レートが2000~2100くらいあれば狙えるでしょう。全国の三段所持者は約70人ほどいます。
初段から三段に昇段するには、段位保持者全体の中での実力向上と、大会での実績が求められます。
四段
地方大会で四段に認定されるためには、主に以下の条件があります。
全国大会ブロック予選
地区名人戦
年1回程度開催の特別大きな大会
これらの大会で優勝することが目標とされています。
ただし、これらの大会は開催頻度が低く、四段を取得するチャンスは非常に限られています。
地方よりも全国レベルの大会の方が取りやすいと言われていますが、それでも出場することができればの話です。
また、以下の大会での成績でも四段に認定されます。
全日本無差別の部なら4/6勝
全日本女子の部なら準優勝
全日本フリーの部なら優勝(ただし、最近では開催が終了している可能性あり)
王座戦なら5/7勝
Yahooレートが2000程度あれば、全国ランク30位以内に入ることもあります。
オセロクエストでは、レートが2100前後あれば四段を目指せるでしょう。
四段所持者の全国平均レートは約1240程度で、全国に約60人ほどいます。
五段
五段以上の段位は全国レベルの大会でしか認定されないため、獲得難度が非常に高いと言われています。
以下の大会での成績が獲得条件です。
全日本無差別
全国名人戦の無差別
王座戦
これらの大会で4位~8位になれば獲得できます。
女子の部では優勝が認定条件です。
五段所持者の全国平均レートは約1280程度で、全国に約30人ほどいます。
六段
六段は以下の大会での成績が獲得条件です。
全日本無差別
全国名人戦の無差別
王座戦
これらの大会で準優勝または3位になれば六段に認定されます。
女子の部では五段所持者が更に、全日本または名人戦女子の部で2回優勝(王座戦は無差別なので五段認定基準の4~8位)することで六段が認定されます。
六段所持者の全国平均レートは約1360程度で、全国に約20人ほどいます。
六段になるとオセロ界で有名な存在になることもあります。
七段
七段は以下の大会での優勝が条件です。
全日本無差別
全国名人戦の無差別
王座戦
七段所持者の全国平均レートは約1420程度で、現在七段の人は16人います。
昇段は一度の大会で二段階までとされていますが、上記の大会で優勝した場合は例外で、一気に七段に昇段できます。
認定料も原則【獲得した段位×1,000円】が必要ですが、優勝した場合の七段は「連盟より贈る」とされているため認定料は不要です。
八段
七段所持者は、さらに以下のいずれかの大会で2度優勝することで八段の認定を受けることができます。
実際にはこれらの大会を通算3度優勝している必要があり、六段認定基準3度で七段に昇段した場合は2度の優勝でも八段に昇進できます。
簡単に言えば、八段以上になるには上記の大会を最低2度制する必要があります。
2018年夏時点で、八段所持者はわずか2人。オセロ連盟全国の平均レートは1546(2023年7月27日現在)。
N島さんなど、オセロ連盟の看板プレイヤーも現在は八段です。
ちなみに、九段よりも平均レートが高く、信頼性が高いです(N数が少ないため)。九段の方が所持者が多い傾向にあります。
九段
オセロ連盟が認定する最高位の段位で、八段所持者はさらに以下のいずれかの大会で2度優勝することで九段に昇進します。
通算でこれらの大会を5度優勝している必要があります。
なお、六段認定基準3度で七段に昇段した場合は、4度の優勝でも九段に昇進可能です。
現在の九段所持者は為則英司氏、村上健氏、坂口和大氏、末國誠氏の4人のみです。
2009年、滝沢雅樹氏が全日本選手権で優勝し、九段に昇段。2018年夏までに高梨悠介氏と岡本一樹氏が昇段し、九段所持者は7人に増えました。
名誉十段
長谷川五郎氏のみが保有する段位であり、実際には獲得できません。
9手詰め
この戦法は「9手詰め」として知られており、最短で9手で局面が終結し、黒が64石で勝利する手順が存在します。
有名な進行手順には、f5、d6、c5、f4、e3、f6、g5、e6、e7があります。
ただし、実際の対局ではほとんど発生しないことが一般的です。
見かけによらず、非常にまれにしか発生しないとされています。
fat
「fat」は虎定石から派生した一般的な進行形です。
両者が最善手を続けると引き分けになると言われています。
ある高段者はこの手順を60手全て暗記しているとされています。
kurnik
「kurnik」は、Yahooやハンゲームなどと同様にオセロをプレイできるウェブサイトです。
これらのサイトは規模はそれほど大きくありませんが、世界大会出場者や国内の有段者が多く集まることで知られています。
また、ここではソフトを使用した対局が素早く検出されるようになっています。
例えば、PCでオセロの対局画面以外をアクティブにすると相手のIDが薄くなります。
このような対策をくぐり抜けるための手段もありますが、相手をブラックリストに登録することも可能です。
「kurnik」は海外のサイトであるため、表記は英語です。
最近では「kurnik」プレイヤーの数は減少しており、その代わりに日本語で表記される「Play OK」というサイトが存在し、多くのプレイヤーがそちらを利用しているようです。
gl
「gl」は「good luck」の略で、対局開始時に使用されます。
相手が外国人の場合、これを送ってあげると良いでしょう。
gg
「gg」は「good game」の略で、対局終了時に使用されます。
終わりに
オセロ・リバーシ用語集はいかがだったでしょうか?
この用語集を駆使して、ぜひ実践で相手を打ち負かしてください
でも、オセロやリバーシは楽しいゲームですので
大会じゃなく、家の中で友達と遊ぶ場合は
自分が一方的に勝ってばかりではなく相手も楽しめるように工夫してくださいね
それではオセロを楽しんでください!