カーリング用語集
カーリングというスポーツをアナタはどれくらい知ってるでしょうか?
オリンピック種目でもあるスポーツですが
ルールはなんとなく知ってても、詳しいカーリング用語についてはあまり知らない・全く知らないという人のほうが多いのではないでしょうか?
寒い気候の地域の人には馴染みのあるカーリングというスポーツですが
今回は、カーリングの用語を全くわからない人達に向けて、カーリングに使われる用語をまとめてみました
これからカーリングを初めてやってみたい人や、カーリング観戦を楽しみたい人は
ぜひカーリングの用語の解説を見ていってください
あ行
アイスメーカー
カーリング専用のシート(アイス)を作り、大会中においてもアイスコンディションを管理する担当者。
アイスリーディング
氷の状態を見極め、どのくらい滑るかや曲がるかなどを把握することを指す「氷を読む」技術。
プロとアマチュアではかなりの差がある。上手くなりたければ経験をつもう!
アウトターン
右投げの選手がストーンにかける際の反時計回りの回転を指します。左投げの場合は時計回りの回転。
アングルショット
ストーンを当てる際や置く際、直線的でなく特定の角度が必要なショットの総称。
イエス
「ブラシで掃いて」という意味の掛け声。また、「ヤー」とも呼ばれます。
インターン
右投げの選手がストーンにかける際の時計回りの回転を指します。左投げの場合は反時計回りの回転。
ウィック
フリーガードゾーンにあるセンターラインに触れていないストーンを、アウトにならない位置に動かすショット。
ウエイト
ストーンが滑る速さを指します。
ウォー
「ブラシで掃くのをやめて」という意味の掛け声。
エキストラエンド
10エンド(または8エンド)終了時に同点の場合、勝敗を決めるための延長エンド。
エンド
両チームが8個ずつストーンを投球し、得点が決まる一区切り。通常1試合は10エンド(または8エンド)で構成される。
か行
ガード
他のストーンを保護するか、ストーンが通過するラインを塞ぐためのショット。
練習すれば狙った所にストーンをショットできるようになる!
カール
投げられたストーンが曲がること。または、その曲がり幅。
カムアラウンド
ガードの後ろに回り込んで、投げたストーンをガードの裏に隠すためのドロー系のショット。
クリーン
氷面のゴミや霜を取り除くために、「軽くブラシで掃いて」という意味の掛け声。
ちなみに、見てる人が想像する以上に体力を使う。
コーナーガード
シートの中心から離れた位置に配置されたガードストーン。
コール
スキップやバイススキップがラインを読み、スウィーパーに対して指示を伝える行為。
コンシード
試合途中で負けを認めること。
さ行
サード
3番目に投げる選手のポジションで、全8投の内5・6投目を担当する。
シート
競技用に整備された氷で、長さ45.72m、幅4.75m。別名「アイス」とも呼ばれる。
ジャム
当てられたストーンが後方にある別のストーンに触れてしまったり、それにより弾き出せずに残ってしまったりすること。
シューズ
左右で靴裏の材質が異なり、右投げ用は左足裏が滑り、右足裏はグリップが効くように設計されている。左投げ用は逆になる。
シューター
投げたストーンを指す。
シンキングタイム
試合中に戦略を考えるための各チームの制限時間。
この時間にしっかりと戦略を練ろう!
スウィーパー
スウィーピングを行う選手。滑っているストーンの前をブラシで掃くことで、ストーンの速度や方向を調整する。
スキップ
ハウスに立ち、自分の投球時以外は戦術を考え指示を出す選手のポジション。
スチール
先攻チームが得点すること。
ストーン
直径約30cm、重さ約20kgの円形の石。花崗岩でできており、各ストーンには僅かな違いがある。
ストーンチェック
試合で使用するストーンの特性をチェックし、投げる順番を決めるための情報を得ること。
セカンド
2番目に投げる選手のポジションで、全8投の内3・4投目を担当する。
センターガード
シートの中心に置かれるガードストーン。
センターライン
シートの幅の中心を示す縦ライン。ハックから引かれている。
ソフトウエイト
遅いテイクアウトウエイトのことで、ガードに隠れたストーンを出したり動かしたりする際に使用されるウエイト。(ホッグライン間を12秒〜13秒で通過する速さ)
た行
タイムアウト
1試合中に1回だけ、コーチをシートサイドに呼び、60秒間話すことができる。エキストラエンドでも1回だけ与えられる。
タップバック
目標のストーンに当て、そのストーンを後方に押し下げるショット。
ダブルテイクアウト
1投で2つの相手のストーンを弾き出すショット。
ダブルロール
投げたストーンと当てたストーンの両方をハウスに入れるショット。ダブルロールインとも呼ばれる。
チップ
ストーンに僅かに当たること。
ティーライン
ハウスの中心を通る横ライン。
テイクアウト
目標のストーンを弾き出すショット。ヒットとも呼ばれる。(ホッグライン間を9秒で通過する速さ)
テイクアウトウエイト
当てたストーンを弾き出すためのウエイト。(ホッグライン間を9秒〜10秒で通過する速さ)
デリバリー
ストーンを投げる動作。右投げと左投げではフォームが逆で、蹴り出すハックの位置も逆になる。
トップウエイト
非常に速いウエイト。(ホッグライン間を6秒〜8秒で通過する速さ)
トリプルテイクアウト
1投で3つの相手のストーンを弾き出すショット。
ドロー
ハウスにストーンを止めるショット。
ドローウエイト
ハウスに止まるくらいのウエイト。(ホッグライン間を14秒〜15.5秒で通過する速さ)
ドローショットチャレンジ(DSC)
ラストストーンドロー(LSD)のうち、最も悪い数値を除いた平均距離。順位決めに用いる。
な行
ノーティックルール
ファイブロックルール内で、フリーガードゾーンにあり、かつセンターラインに触れている相手のストーンをセンターライン上から動かしてはいけないというルール。
No.1ストーン
ハウスの中心に一番近いストーン。順にNo.2、No.3と呼ばれる。
ノーズ
目標のストーンのほぼ中心に当てること。
ナロー
指示より内側に投球すること。
は行
ハーフタイム
10エンドゲームでは5エンドが終了した後の5分間の休憩時間。8エンドゲームの場合は、4エンドが終了した後に設けられる。
バイススキップ
スキップの投球時にハウスを担当し、スキップに代わり指示やコールをするポジション名。
バイターメジャー
ハウスに入っているか目視で判断できない時に使用する、ハウスの半径と同じ約1.83mの棒状の計測器具。
ハウス
得点するための的で、シートの両側にある同心円。一番外側の円の直径は約3.6m。
ハック
投球する時の蹴り台。シートの両側に2つずつあり、右投げは左側を、左投げは右側を使う。
バックガード
テイクアウトされた際に、ストーンが弾き出されるのを後ろで壁のようになって防ぐストーンのこと。
バックライン
ハウスの一番後ろに引かれた横ライン。このラインから外側に出たストーンはプレーから取り除かれる。
ハリー
「もっと強く掃いて」という意味の掛け声。
ハンマー
各エンドの後攻チームの8投目のこと。後攻という意味も含まれ、ラストロック(ラストストーン)とも言われる。
ヒット
目標のストーンを弾き出すショット。テイクアウトとも言う。(ホッグライン間を9秒で通過する速さ)
ヒットアンドステイ
目標のストーンをテイクアウト(ヒット)した際に、投げたストーンをその場に止めるショット。ヒットステイとも言います。
ヒットアンドロール
目標のストーンをテイクアウト(ヒット)した際に、投げたストーンを他の位置へ移動させるショット。ヒットロールとも言います。
ピール
目標のストーンをテイクアウト(ヒット)した際に、投げたストーンもアウトにするテイク系のショット。
ファイブロックルール
両チームあわせて5投目まで(両リード各2投と先攻チームのセカンド1投目まで)は、フリーガードゾーンにある相手ストーンをアウトにしてはいけないというルール。
フィフス
5人目の選手。リザーブとも言います。
フォース
4番目(最後)に投げる選手のポジション名で、全8投のうち7・8投目を担当。
ブラシ
氷をこするための道具。氷に触れる面は、主にナイロン素材でできています。
ブランク
後攻チームが得点を取らずに0−0でエンドを終えること。ブランクエンドとは両チーム得点がないエンドのことを指します。
フリーガードゾーン
ホッグラインとティーラインの間でハウス以外のゾーン。
フリーズ
目標のストーンに対して隙間がない位置に止めるドロー系のショット。
ヘビー
ストーンの速度を表し、狙いよりも強い(速い)ウエイト。アイスコンディションを表す際は、「滑りにくいアイス」という意味でもあります。
ペブル
氷面にある氷の細かい粒。
ホッグライン
投球側のハックから見て約10m先にある横ライン。
デリバリーされたストーンは、ホッグラインに触れる前に投球されなくてはならず、且つ、反対側のホッグラインを超えなければ取り除かれます。
ま行
メジャー
得点確認の際、目視で判断できない場合に使用される計測器具。このメジャーは約0.25mmの差までを計測することができます。
や行
ら行
ライン
ストーンの投球後の軌道。スウィーパーへの掛け声として、「ストーンの軌道が予定より内側」といった意味で内側への掃除が必要であることを伝えています。
ラストロック(ラストストーン)
各エンドの後攻チームの8投目のことで、後攻を意味し、別名ハンマーとも呼ばれます。
ラストストーンドロー(LSD)
試合前の練習で異なる2名が時計回りと反時計回りでそれぞれ投球すること。ハウスの中心までの合計値が小さいチームが1エンド目の先行後攻を選択できます。
ランバック
当てたいストーンが隠れている場合、隠れているストーンを活用して弾き出すショット。
リード
1番目に投げる選手のポジション名で、全8投のうち1・2投目を担当します。
リザーブ
5人目の選手で、別名フィフスとも呼ばれます。
リリース
ストーンを投げる瞬間の行為。
レイズ
相手や味方のストーンを押し上げるショット。
レイズテイクアウト
当てたいストーンが隠れている場合、他のストーンに当てて、そのストーンを利用して弾き出すショット。
ロール
ストーンに当たることにより、投げたストーンがその場に留まらずに動くこと。
わ行
ワイド
指示よりも外側に投球すること。
終わりに
カーリング用語集はいかがだったでしょうか?
カーリングは観戦していると、かなりハラハラ・ドキドキしますが
やってみると物凄く面白い競技です
このページを見て少しでもカーリングに興味を持たれた方は
ぜひ、実際にプレーしてみましょう
初めは遊び程度でOK!
カーリングを楽しみましょう!